ニュース

RAW画像合成に対応した「SILKYPIX Developer Studio Pro10」

特許取得の自動位置合わせ機能を搭載 30日間の無料体験も

市川ソフトラボラトリーは、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro10」のダウンロード版を2月19日に発売した。希望小売価格は税込2万2,000円。キャンペーン価格として3月31日までは税込1万8,800円で販売する。従来バージョンおよびバンドル製品からのアップグレード価格も設定されている。

2004年に登場した汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズの最新版。新たに複数のRAW画像を合成する機能を搭載。比較明合成、多重露光合成、被写界深度合成、動体除去合成など6種類の合成が行える。同社独自の自動位置合わせ機能(画像一致点検出技術。特許)により、手持ち撮影した画像もズレなく合成できるという。

また、ノイズリダクション機能には「ファインディティールモード」を新搭載。細部の描写やシャープ感を維持しながらノイズ除去が可能で、特に高感度撮影した画像に効果的だとしている。

そのほか、背景にボケ効果を与える部分補正ツール「ぼかし」、取り込んだフィルム画像をポジ反転できる「ネガフィルム反転ツール」、建造物などに有効な「パース歪み補正」の搭載や、メインウィンドウの表示を「セレクト/調整/印刷」の3セクションで切り替えられるようにするなどの変更点がある。

対応OSはWindows 10/8.1 64bit版(Windows 10のタブレットモードには非対応)、macOS v10.13-v10.15。購入前に30日間の無料体験を可能としている。なお、パッケージ版の発売は未定。

本誌:鈴木誠