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シグマ、ミラーレス専用設計の「24-70mm F2.8 DG DN | Art」を開発

ズームレンズのフラッグシップ"Artズーム"第2弾

シグマは11月6日、交換レンズ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」の開発を発表した。発売日・価格は未定。LマウントとソニーEマウントを用意する。

8月に発売した「14-24mm F2.8 DG DN | Art」に続く、ミラーレス専用Artズームの第2弾となる製品。ミラーレスカメラ専用設計としたことで、ズーム全域で画面周辺まで均一な解像感を実現しつつ、サイズと重量の抑制に成功したという。

同スペックの一眼レフカメラ用レンズ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」は1,020gだったが、本レンズは835gとなっている。フィルター径は82mmで同じ。

コーティングはスーパーマルチレイヤーコートに加え、多孔質シリカ層によるナノポーラスコーティングも採用している。

レンズ構成は15群19枚。非球面レンズ3枚、FLDガラス6枚、SLDガラス2枚や特殊低分散ガラスを採用している。絞り羽根は11枚の円形絞り。最小絞りはF22。

カメラ本体側の「レンズ光学補正」に対応。鏡筒のAFLボタンには、カメラボディ側から各種機能を割り当てられる。鏡筒は防塵防滴仕様。

最短撮影距離は18〜38cm。最大撮影倍率は1:2.9〜1:4.5(広角〜望遠)。

最大径×全長は87.8×122.9mm。重量は835g。フィルター径は82mm。

製品名のうち、35mm判に合わせて設計したレンズには「DG」、ショートフランジバックのミラーレスカメラに最適な設計を行ったレンズには「DN」を記す。

本誌:鈴木誠