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Amazonプライムデー便乗企画 中原一雄さんが選ぶ、5万円以下で買える「いまどきの定番商品」
ちょっと意外で個性的な8アイテムを紹介
2019年7月15日 00:00
年に1度、毎年7月に行われる「Amazonプライムデー」の時期が今年もやってきた。今回は過去最長となる48時間(7月15日0時00分〜7月16日24時00分)での開催となり、すでに数多くのセール品の登場が予告されている。
当サイトではこれに便乗し、Amazon.co.jpで購入できる5万円以下の商品のうち、カメラ・写真にまつわる定番をピックアップしてみた。
ひとくちに定番といっても色々な定義が考えられるが、ここでは従来のありがちなジャンルやブランドから少し離れて、デジタルガジェットなどを含む「いまどきの定番商品」を探すことにする。
選んでもらったのは、写真関連サイト「studio9」を運営する中原一雄さん。オンラインでしょっちゅう何かを購入しては記事にしている中原さんが選ぶ、「いまどきの定番商品」とは一体?(編集部)
※掲載製品はプライムデーセール対象商品ではありません。
※記事中の価格表記はすべて税込です。
※価格はすべて執筆時のものです。
中原一雄さんが選ぶ「いまどきの定番」5アイテム
ソニー FE 50mm F1.8(SEL50F18F)
(Amazon.co.jpでの販売価格:2万6,994円)
5万円で満足いくカメラボディを買うことはなかなか厳しいですが、レンズなら十分に射程圏内です。なかでも定番なのは35mm判換算50mm前後のF1.8単焦点レンズでしょう。
このFE 50mm F1.8はAFこそやや遅いものの、柔らかく滑らかなボケが楽しめるため単焦点入門にも最適。レンズの作りもしっかりしています。軽量、コンパクトでα7シリーズとバランスも良好でちょっとしたお出掛けに持ち出すのも苦になりません。以前レビューも行ったのでぜひチェックしてみて下さい。
OSMO Pocket
(Amazon.co.jpでの販売価格:4万4,900円)
ドローンやジンバルで有名なDJIが出した超小型の3軸ジンバルカメラです。
小型のカメラと言えばGoProなどのアクションカメラが有名ですがこのカメラはもっとカジュアルに使用でき、電動ジンバルのおかげでブレも吸収してくれます。
私は子供と出かける時にいつものカメラとは別に動画用としてこれをカバンの隅に入れておきます。逆さまにしても大丈夫なので子供と同じ視点から一緒に走って動画撮影も可能。もちろん静止画も撮れます。アイデア次第で普通のカメラではなかなか撮れないものを残すことができるおすすめの一台。
ProGrade Digital SDXC UHS-II V90(256GB)
(Amazon.co.jpでの販売価格:3万2,814円)
最近は高速なUHS-II のSDカードに対応したカメラが増え、それに伴い高価だったUHS-IIカードもこなれた価格になってきました。ProGrade Digitalはかつてレキサーに在籍していたエンジニア達が立ち上げた新ブランドで高品質なSDカードを展開しています。
このカード(コバルト)はUHS-IIの中でも最高レベルの性能を誇り、カメラの性能をフルに引き出すことが可能。256GBでも3万円台です。少し転送速度の落ちる同社のゴールドはさらに安価に手に入れられます。もちろん、UHS-Iのカメラにも使うことができますよ。
peak design Slide Lite SLL-AS-3
(Amazon.co.jpでの販売価格:7,560円)
カメラとの着脱が容易な独自のアンカーリンクシステムがとにかく便利なpeak design社のストラップです。ストラップの両端にワンタッチで長さを調整できる機構がついており、その日の機材や服装に応じて簡単にストラップの長さを調整できます。ストラップの手触りも滑らかで品質が高くおすすめです。より幅の広いスライドもありますが、個人的にはよほど重量級のレンズを付けない限りスライドライトでも十分かなと思います。
ちなみに、小型のミラーレス用により細いリーシュというシリーズも展開されています。デジカメ Watchで以前、リーシュのレビューも執筆しています。
Synology DS218j
(Amazon.co.jpでの販売価格:1万9,996円)
写真を撮るのは楽しいけど、撮った後のデータ管理に悩んでいるという人も多いでしょう。数年前から外付けHDDに変わる新たな管理法の一つとして注目されているのがNASによるデータ管理です。NASにデータを入れることでデータの安全性を高められたり、複数の端末からアクセスできるようになったりと外付けHDDでは出来なかった様々なことが出来るようになります。
なかでも定番なのがHDDを2本入れられるSynologyのDS218jです。セットアップも簡単でホームユースのNAS入門には最適なモデル。別途内蔵HDDを購入する必要はありますが、4TBを2本買っても5万円でおつりが来ます。
その他、中原さんおすすめの商品はこちら
BenQ SW240
(Amazon.co.jpでの販売価格:4万6,378円)
かつてカラーマネジメントモニターといえば少なくとも10万円は覚悟しなければいけない高級モニターでしたが、この数年で手に入れやすいモニターが増え5万円以内で手に入るモデルも出てきました。
このSW240は24インチフルHDでAdobeRGB99%をカバーするモニター。ハードウェアキャリブレーションにも対応する本格派です。正確な色を維持するには別途キャリブレーターが必要ですが、個人でもプロ並みの表示環境を手に入れることができるようになりプリントの色合わせなどもやりやすくなります。
Endurance Ext
(Amazon.co.jpでの販売価格:1万7,800円)
人により撮影時に持ち運ぶ荷物の量は変わるため、なかなかベストなカメラバッグが見つからないという人もいることでしょう。私もかつてそれに悩んでいた一人で、自分にとって最高の欲張りバッグを作ってしまおうと開発したのがEnduranceカメラバッグシリーズです。
このEndurance Extはフルサイズカメラ+大三元を収めながらノートPCや普段の荷物も持ち運ぶことができる二気室構造を採用。カメラバッグっぽくないスリムな外観も実現しており日常使いにも最適です。現在5色を展開しており、さらに大きなEndurance HGもあります。
100mmシステム V6ホルダー PRO CPLキット)
(Amazon.co.jpでの販売価格:2万2,600円)
このところ風景を撮る人たちを中心に静かな人気となっているのが角形フィルター。従来の円形フィルターとは異なり、角形フィルターなら濃度勾配をつけたグラデーションNDなども使え、地上と空で露出を変えるといった応用的なフィルターワークが行えます。
本キットは角形フィルター大手NiSiのレンズ取り付けホルダーとCPLフィルターのセット。最新のV6版ではフィルターの操作性が向上しています。グラデーションNDフィルターなどは別途購入が必要ですが広角レンズを含む82mm径までのレンズに取り付けられるようになります。