ニュース
キヤノン、フルサイズミラーレス用RFレンズ6本を予告
高倍率24-240mm、広角/標準/望遠のF2.8ズーム、2種類の85mm F1.2
2019年2月14日 13:17
キヤノンは2月14日、同社35mmフルサイズミラーレスカメラ用のRFレンズ6本を開発発表した。仕様詳細や価格は未定だが、いずれも2019年中の発売を目指しているという。
掲載したのは全てイメージ画像。スイッチ類やフィルター径が読み取れる。
RF24-240mm F4-6.3 IS USM
AF駆動にナノUSMを採用する高倍率ズームレンズ。フィルター径は72mm。側面にFOCUSとCONTROLの切り換えスイッチがあるため、マウント側に備わる電子式リングの機能を切り換えながら使うのだろう。
RF15-35mm F2.8 L IS USM
ズーム全域で開放F2.8の広角ズームレンズでありながら、手ブレ補正機構を内蔵しているのが特徴。フィルター径は82mmで、同クラスの一眼レフカメラ用レンズ「EF16-35mm F2.8L III USM」(こちらは手ブレ補正機構が非搭載。IS付きは開放F4)と同じ。
RF24-70mm F2.8 L IS USM
「Rシステムにおける新たなスタンダードレンズ」という大口径標準ズームレンズ。手ブレ補正機構を搭載しつつコンパクトにまとめた点を特徴としている。フィルター径は82mm(EF24-70mm F2.8L II USMと同じ)。
RF70-200mm F2.8 L IS USM
機動力を高めたという大口径望遠ズームレンズ。EFレンズの70-200mm F2.8Lと異なり、ズームリングが前方にある。ズームロックらしきスイッチも見えるため、繰り出し式ズームのようだ。マウント付近根元の菱形ローレット部分が、RFレンズならではのコントロールリングだろう。リング式の三脚座も見える。
RF85mm F1.2 L USM
開放から画面全域で高画質なため「ポートレート撮影などにおいて写真表現の新たな可能性を創出する」という大口径中望遠レンズ。鏡筒にはフォーカスリングとコントロールリングが備わる。AF/MFスイッチの奥にあるのは、発売済みの「RF50mm F1.2 L USM」と同様にフォーカスリミッターだろうか。