イベントレポート
【CP+2019】EOS RPが人気のキヤノンブース
開発発表のRFレンズがお披露目 充実の技術展示も
2019年2月28日 21:23
CP+2019のキヤノンブースでは、3月14日に発売されるミラーレスカメラの新モデル「EOS RP」を大々的にアピールしていた。
なお、キヤノンがCP+2019で日本初公開したコンセプトモデルの詳細は、こちらの記事でお伝えしている。
EOS RPはEOS Rに続くEOS Rシリーズの第2弾。35mmフルサイズのミラーレスカメラとしては小形軽量で安価なことから注目が集まり、ハンズオンコーナーも盛況だった。写真のようにミラーレスカメラでは珍しいゴールドカラー（台数限定）のラインナップも目を引いた。
実際に手にするとその小ささ、軽さはフルサイズカメラとは思えないほど。EOS Rで採用していたレンズを外すとシャッターが閉じる機構も小型化のために搭載を見送ったという徹底ぶりだ。
小型化は小さな部分の積み重ねとのことで、「基礎をやってきたキヤノンならでは」（同社）という。発表以降は「よくここまで尖ったものを」「EOS Kissの再来では」などの声があったそうだ。
なお、3月中旬発売予定のEOS RP、EOS RP GOLD 各キット、エクステンショングリップ EG-E1各色の発売日が、3月14日に決まった。
また発売が開始されたドロップインフィルター マウントアダプターEF-EOS Rのデモも行われていた。これはEOS RシリーズのボディにEFレンズを装着するマウントアダプター。NDフィルターやPLフィルターを装着できるのが特徴だ。
フィルターが後部差し込み式となるため、EF11-24mm F4 L USMといったフィルター枠の無いレンズでもフィルターが使えるほか、各レンズ径に合わせてフィルターを用意する必要も無いのがメリットである。
EOS Rももちろん展示されている。ブースには同カメラで鉄道模型を連写してAF性能を確認できるコーナーもあった。
一方、2019年中の発売として開発が発表されているRFレンズ（EOS Rシリーズ用）6本も参考展示されていた。これらはブース正面のケース内展示で、触ることはできないが、サイズ感などを確認できる。なかでも大口径望遠ズームレンズのRF70-200mm F2.8 L IS USMは一般的な70-200mm F2.8レンズに比べて全長が短縮されているのが印象的だ。
発売済みとなるRFレンズのカットモデルも見ることができた。
Digital Photo Professionalの新機能もデモもあった。これはHDRプリントで出力する際に、新たにピクチャースタイルをスタンダード以外にも変更できるようになったもの。公開時期は未定となっている。HDRプリントは従来のプリントよりもダイナミックレンジが広く見えるプリントで、ブースのギャラリーコーナーでは実際にHDRプリントを見ることもできる。
白レンズが並ぶ望遠レンズ体験コーナーも賑わっていた。
写真家によるステージも連日行われる。
オリジナルグッズがもらえるキャンペーンも実施している。応募はブースで。
