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ケンコー・トキナー、パソコン不要の35mmフィルムスキャナー
自動キズ補正機能付き 画素補間で2,500万画素記録に
2018年7月3日 17:00
株式会社ケンコー・トキナーは、フィルムスキャナー「Kenko フィルムスキャナー KFS-1490」を7月10日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別1万9,000円前後。
本製品は、PCを使わずに35mmフィルム(カラーネガ、リバーサル、白黒ネガ)をデジタルデータ化できるフィルムスキャナー。2.4型TFTモニターを搭載し、保存は約64MBの内蔵メモリーまたは、別売のSDXC/SDHC/SDカード(最大64GB)へと行われる。
マウントされたリバーサルフィルム用のホルダーを付属するほか、別売のオプションフィルムホルダーを使用すれば、110フィルムのスキャンにも対応する。
スキャン支援機能として、フィルムのキズやホコリをスキャン時に補正する「スクラッチモード」(カラーネガフィルム専用)を搭載するほか、標準画像(1,200万画素)の両サイドのピクセルデータをもとに新たなピクセルを追加し、2,500万画素で記録する画素補間機能を搭載する。
電源は、ACアダプターと単3形電池(4本)の2種類に対応。
撮像素子は有効1,400万画素(110フィルム標準)の1/2.3型CMOS。露出補正は7段階。色調補正は7段階。
スキャン解像度(135フィルム/110フィルム)は3,100dpi(補間4,300dpi)/6,400dpi(補間8,100dpi)。スキャンサイズは(135フィルム/110フィルム)は12MB(補間25MB)/14MB(補間22MB)。スキャンエリア(135フィルム/110フィルム)は約21.5×32.5mm/約15.5×11.5mm。
外形寸法は約91×118×110mm。重量は約255g。