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5インチ液晶モニター搭載のフィルムスキャナー「Kenko KFS-14DF」。2.9万円

HDMIケーブルでテレビにも映せる

株式会社ケンコー・トキナーは、「5インチ液晶フィルムスキャナー KFS-14DF」を12月10日に発売した。価格はオープン。直販価格は税込2万9,941円。

本体にセットしたホルダーにフィルムを直接差し込めるため、フィルムのセットに手間がかからない点を特徴とするフィルムスキャナー。ネガポジ反転表示やデジタルデータとしての保存(JPEG)に対応する。また、付属のHDMIケーブルを利用すれば、テレビなどの大画面にSDカード内の写真を表示することもできる。

対応フィルムは35mm、110フィルム、126フィルムの3種類(それぞれカラーネガ、カラーリバーサル、白黒ネガ)ほか、スライドマウントにも対応。

撮像素子には、有効画素数1,240万画素(35mmフィルム)の1/3.06型CMOSセンサーを採用。9段階の露出補正も可能。5インチ(854×480ピクセル)のIPSモニターを搭載している。保存先はSDカード(別売。最大32GB)。

外形寸法は約136×124×94mm。重量は約300g(付属品を含まず)。

ブロワー、手袋、清掃用ブラシと、電源用のUSB充電器、USBケーブル(USB Type-A to USB Type-C)が付属する。

大型液晶を採用した1300万画素フィルムスキャナー「5インチ液晶フィルムスキャナー KFS-14DF」
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。