山岸伸の写真のキモチ
第14回:「カメラマンのアシスタント」を考える
2021年11月5日 12:00
山岸さんの事務所には現在2人の助手がいます。今回は8年以上にわたって助手をつとめている近井沙妃さんと佐藤直大さんがテーマ。大きく時代が変わろうとしている中で、今カメラマンの助手とはどのような状況にあるのでしょうか。山岸さんならではの視点から助手の在り方について語っていただきました。カメラマンや作家を目指している方はもちろん、撮影という行為そのものを考えていくためにも示唆に富む内容が盛り沢山となっています。(編集部)
助手を雇う理由
今、僕の事務所には近井と佐藤という2人の助手がいます。2人とも僕の助手として働いてくれていますが、一方でそれぞれに撮影仕事を任せる機会も最近は増えてきているので、既に2人の名前を既にご存知という方も多くおられるのではないかと思います。
2人が事務所に入ったのは、ともに2013年のことでした。近井が10月で、佐藤はその1カ月後となる11月に入所。実に8年もの歳月をともに行動したくさんの仕事をともにしてきていることになります。
今はカメラマンといっても1人で活動している人も多い時代ですから、助手を雇って仕事をこなしていく人は少なくなりました。というのも大きな貸しスタジオを別にして、そうでないところでは撮影当日にフリーの助手が来るようになるなど、撮影環境そのものの状況が変わってきたことも無関係ではないでしょう。カメラや照明機器も進化しましたから、誰かに露出を変えたりカメラの側で操作の手伝いなどをしてもらったり、といったことも不要になってきました。それ以外の関連機器であっても多くがリモート制御に対応するようになったことも一因となっているのかもしれません。
では「なぜ僕が助手を雇っているのか」ということなのですが、この連載でもお伝えしているように、僕の撮影では多くの手を必要としているからです。病気をしてファインダーを覗かないスタイルになったことや、その関係で背面モニターで撮るためのハレ切りをしてもらう手が必要ということもあります。もちろん助手が必要な理由は僕だけのことではありませんが、人手があるからこそ実現できる仕上がりというのは確実にあります。僕はとにかく忙しいのが好きで、助手を必要としている背景にはそうした様々な理由が存在しているのです。
助手を雇うのはもう止めようと思った
僕の事務所から独立していった元助手にはブライダル関係の仕事に就いたり起業する例のほか、作家活動を続けるなど、今も写真を仕事にしている人が数多くいます。
絶好調だった頃は4人の助手を雇っていたこともありましたが、実は僕って「写真をやりたい」という人には意外かもしれませんけれども心が広いんです。状況によってはどうしても難しい、となることもありますが、来てくれるという人に対しては基本的に働いてもらいたいと思っています。
一方で独立していった人達が今どこにいて、何をしているのかといったことは意外と気にしていない面もあります。もちろん、写真関連の仕事に就いていれば連絡もとれますし、どんなことをしているのかも伝わってきます。僕の写真展や、年に一度僕の知り合いの出版社の会長がやってくれる新年会で集まったり。近井と佐藤にしても携帯電話の番号以外は、何となく何処そこに住んでいるというくらいのことしか把握していなくて、仮に2人が電話を切ってしまえば僕からのコンタクトはとれなくなってしまいます。
そういうスタンスだからというわけではありませんが、調子の良かった頃には「助手が休むんじゃないか」という心配を抱いていました。業務対応で疲れているから、明日はもしかしたら来ないんじゃないか、という不安です。あんまりにも不安だったものですから、一時は小さなマンションを借りて、いちばん働く助手を1人だけそこに住まわせたりしたこともありましたね(笑)。
そうして今に至っているわけですが、実はもう助手を雇うのは止めようと思うようになっています。僕自身、自分の将来が見えてきたということが、そのように考える転機となっています。
それ以前にも助手を育てていくのは止めよう、助手がいなくなった時点で写真は辞めよう、と考えていたこともあります。具合が悪くなって仕事ができなくなる日が来ることも考えていましたからね。ですから新しく助手を入れるということは頭にありませんでした。「いつかは写真を辞める。そうした時が訪れることだろう」とずっと考えながら仕事を続けてきたわけですが、でもそうこうする内に8年の月日が経過していて(笑)。2人の助手のこともきちんと考えなければ、と意識が変わってきました。そこで今回こうしたテーマで、改めて僕と助手との関係を振り返ってみたい、お伝えしてみたいと思ったわけです。
「助手からカメラマンへ」という時代ではなくなってきた
近井と佐藤が入る前は同じく2名の助手がいたのですが、彼らから今の2人に仕事を引き継いでもらう関係上、一時期は4名の助手が事務所に在籍していたこともありました。データの管理なども含め、引き継ぐことは本当にたくさんありましたからね。こうして歴代の助手がしっかりと引き継いで管理してくれているからこそ、前回の連載でお伝えしたような昔の写真もお見せすることができるわけです。
ところで今の2人が来るまでは写真の専門学校や大学を出てきた人を助手として雇うことが多かったのですが、これからはデジタル時代に即した専門的な教育を受けた人の方が、カメラマンであったり映像の分野で活躍するようになっていくのではないか、と考えています。もちろん、そうした流れの中で既に一線で活躍している人も沢山いることでしょう。
僕の感覚では、このように特化した教育を受けた人は、きっと世の中に出てくるのも早いだろうとみています。もうカメラマンやスタジオの助手を経由しなくても活躍できる道筋ができているはずですから。だからといって、助手のなり手がいなくなると困ってしまいますから「助手なんかやらなくてもいい」とはなかなか言えませんけどね(笑)。
助手の仕事は様々ですが、例えばスタジオ勤務の場合は方針や業務内容にもよるでしょうけれども、仕事自体が決まった内容であればカメラの使い方と露出の測り方を教えれば一通りのことはできるようになるはずです。助手の役割は撮影の準備をすることであって、撮影そのものをするわけではありませんからね。
でも近井と佐藤はもう8年も助手をつとめてくれていますから、もはや一般的な「助手」の域は超え出ているわけです。撮って来いといえば相応の成果をもって帰ってくることは分かっていますから、もはや僕から2人に教えなければいけない撮影に関する技術的な知識というものはほとんどありません。
むしろ今教えなければいけないと思っていることというのは、僕のもとでなければ経験できないことや、態度やTPOに応じた身だしなみといった生き方に関することになってきています。現場での対応や考え方などは普段から見てもらっていることですからね。
今、2人には僕がいなくても仕事がまわっていくように写真を撮らせる機会を増やしていくようにしています。というのも写真って見ているだけでは決して上手くはなりませんからね。カメラマンの仕事は体力勝負という側面がありますが、このように身体を使って残していくものはどうしたって撮り続けていかなければいけない、というのが僕の考え方だからです。
そうやって2人にはもっとたくさん写真を撮って欲しいと思っているのですが、撮ってきていいよ、というと決まって僕の仕事が入ってきたりします。そうなると、やはり2人にはいてもらわないと困るので撮る機会が減ってしまう。本当は外に出して撮らせてあげたいのですが、ジレンマですね(苦笑)。
近井沙妃のこと
助手のひとりである近井は、佐藤より1カ月はやく僕の事務所に入りました。この5月には東京・新宿のオリンパスギャラリー東京で「瞬間の顔 Vol.13」を開催させていただきましたが、壁面展示のクリエイティブウォールでも近井の作品展「MINISUKA POLICE トーキョーパトロール」を同じ会期で催させていただくことが叶いました。
ポートレートを撮るカメラマンの助手ということもありましたから、展示が決まったところで彼女にはミニスカポリスのメンバー4名をモデルにした作品を撮ってくるように指示。きっちりと期待に応えてくれる内容で仕上げてきました。「瞬間の顔」展にいらしてくださった方は記憶に新しい方も多いのではないかと思います。
近井は、僕や佐藤が見逃してしまっていたところをしっかりと見つけてくれたり、レタッチをはじめとした修正なども手掛けるなど、撮影のほかにも様々な仕事をこなしてくれています。
僕の方から何を撮れ、と指示をすることはほとんどありませんが、彼女自身も女性モデルを撮ることが多いですね。聞けば高校2年生の時から僕のことは知ってくれていたのだそうです。僕が撮影した斎藤工さんの写真集をきっかけに、カメラマン・山岸伸のことを知ったのだと話してくれました。
僕はグラビアのカメラマンですが、僕の撮るグラビアと近井が撮るグラビアは違いますし、それでいいと思っています。普段のDVD撮影では近井にも一部スチール撮影をさせていますが、むしろ近井にはそうした仕事はしてほしくないと思っていますし、それは僕自身のケジメでもあります。
というのも、彼女は学業を途中で辞してまで僕の助手になってくれたからです。ご両親もそこは納得して預けてくれていますが、だからこそ、きちんとケジメはつけなければいけないと考えています。実は彼女は助手になるのにあたって住む場所も事務所の近くに引っ越してきてくれたのですが、だからこそ僕も余計にキッチリしなければいけないな、という意識も抱いています。
今回は、自身の言葉で直近の作品展とこれまでに手掛けた3冊の写真集について振り返ってもらいました。これらの撮影では僕は基本ノータッチ。完全に彼女自身が初めから終わりまでを一貫して手掛けた仕事です。
「グラビアを撮ることが楽しくなってきた」(近井沙妃)
大学ではグラフィックデザインを学んでいたのですが、学びたいことが学校の外にある状況になってきたこともあり、若子jet先生に紹介していただき、卒業を待たずに山岸事務所に飛び込んだことが私にとっての助手生活の始まりでした。
5月にオリンパスギャラリー東京で先生の写真展とともに開催させていただいた「MINISUKA POLICE トーキョーパトロール」では長澤佑香さん、樋口光さん、涼原あす菜さん、水谷彩咲さんの4人にモデルになってもらいました。撮影場所は、それぞれのキャラクターや雰囲気にあわせて都内から選ぶという方法をとっていて、渋谷や銀座、秋葉原、浅草を舞台にしています。大切にしたことは、それぞれのメンバーカラーに合わせて色味を画面に取り入れようと意識したことでした。他にも「アイドルらしいまぶしさ」を表現するために反逆光を選んだり、寄りと引きの2カット構成を基本にしたりなど工夫しました。
実は最近は女性の身体がキレイだなと思うようになってきているのですが、このように意識が変わってきた背景には、3冊の写真集に関わった経験が大きく影響していると思い返されます。
1冊目の写真集は葵つかささんがモデルの『AS I AM』(徳間書店、2018年)でした。先生が仕事をされている出版社の方が指名して下さったことがキッカケで、打ち合わせから撮影までを単独で任せていただけたこともあり、思い入れが深い仕事になりました。
私にとって、これが初めての写真集撮影の仕事だったのですが、モデルが葵さんで本当に良かったなと、今でも思い返されます。ロケはタイで実施したのですが、「お互いにできることは全てやりきったよね」と納得しあえる現場でした。
葵つかささんは、それまでにも大御所のカメラマンに撮られてきた経験をお持ちで、彼女の所属事務所の社長様からも「いわゆる男性目線に立った写真は撮ってきたから、今回は2人の好きなように撮ってくれ」と言っていただいていました。そうしたこともあって特別男性目線に寄せたりといったことを考えることなく、本当に撮りたいと思える内容で撮らせていただくことができました。
そもそも今までの方向性でいくのであれば私にお声がけいただけることもないはずですから、特に依頼された意図を考えてアプローチしていきました。現場ではモデルとのコミュニケーションはもちろんのこと、ヘアメイクさんやスタイリストさんとももっと良くする案を相談しあったりもしていました。ありのまま、その時の気分やお互い感じたことを大事にした結果、写真集のタイトルもそのものズバリの内容で決まりました。
2冊目は『masquerade』(徳間書店、2019年)です。モデルは引き続き葵つかささんでした。本書では写真集だった1冊目とは違いフォトブックの位置付けで、カット数と衣装の数が増えています。さらに誌面では決めカットの他に遊び要素も加えていく、という内容でした。間で葵さんの言葉が入ったりと様々な要素が盛り込まれていましたので、バランス量を考えなければいけないといったところに工夫が求められました。この仕事では本によって完成形の違いがあるということに気づけたことも大きな収穫でした。
3冊目は西野翔さんがモデルの『Lele』(徳間書店、2020年)です。西野さんが16周年を迎えることを記念したプロジェクトで、ロケはハワイで実施しています。キッカケは『masquerade』が引き寄せてくれたもので、このフォトブック を見てくれたからこそ、「これで」という依頼を頂くことができた撮影でした。将来は編集も含めて何かやっていきたいなという気持ちもありますので、そうしたことを考えながら、カット割りを提案しなりなど、撮るだけじゃない部分にも積極的に関わってつくっていきました。
当初私は、グラビアの撮影にものすごく興味があったというわけではありませんでした。ですが、こうした仕事をさせていただけているように、先生の下で撮影させていただく機会を頂く内にだんだん好きになってきていることも確かなことなんです。こうして3冊の写真集・フォトブックを手掛ける中で、価値観が変わってきていることを実感しています。カメラマンを目指す以上は何でも撮れなければ、撮れるようになりたいという気持ちも、もちろんあるのですが、そうしたことを抜きにしても以前よりも女性を撮ることが楽しくなってきていることを、日々実感するようになってきています。
佐藤直大のこと
この連載の11回目「アイドルの映像作品を手がける意味と意義」でも紹介しましたが、僕の事務所では定期的に映像作品の制作も手がけています。総指揮は僕がとることが多いのですが、最近では佐藤に任せる場面が増えました。どちらかと言えば、彼には動画の撮影に徹してもらっているのが現状です。
実は当初佐藤に任せていた映像収録の仕事は僕のメイキングを収めるまでのものでした。でも今では着実に成長していて自分自身の映像を撮ろうと努力している様子が見られるようになってきています。
映像作品ではクレジットの名前を「マッハ佐藤」としているのですが、この特徴的なネーミングにはひとつ理由がありました。
以前CP+2017のオリンパス(現OMデジタルソリューションズ)ブースで、僕が演壇に立つ前に大勢の人が集まっていたので、何が起こっているのかを聞いたところ、YouTuberとして知られているジェットダイスケ氏の登壇回だったということが分かったんです。実は佐藤が知り合いだというので、その後で紹介してもらい3人で話をしてとても盛り上がったのですが、その中で「ジェット」を超えていくなら、もう「マッハ」しかないな、という話になって。この時から、映像作品での彼の通り名が「マッハ佐藤」になった、というわけです。
もちろん佐藤をYouTuberにしようしているわけではありませんし、本人にもそうした気持ちがあるわけではありませんから、ライバルになるとか勝ち負けが出てくるとかいう話にならないことだけは誤解なきようお願いできればと思います。実際に今も2人の交流は続いていますから、ジェットダイスケ氏は良き先輩になってくださっているようです。映像を撮っていく上で佐藤にもぜひジェットダイスケ氏のような評価を得るようになってもらい、成功していってほしいという想いも込めてのネーミングであることを、この場を借りてお伝えさせていただきました。
佐藤には既に76本もの映像作品を手掛けてもらいましたが、一方で静止画の撮影を全くやっていないというわけでもありません。直近では山形県の魅力をPRすることを目的とした冊子『山形美少女図鑑』の撮影を手掛けてもらいました。誌面には10名のモデルが登場していて、文翔館や上杉神社など様々な場所で撮影をこなしてきています。
それでは近井と同じように、佐藤にも自己紹介を含めて直近での仕事を振り返ってもらいましょう。
「映像ならではのアプローチで被写体のキレイを探す」(佐藤直大)
最初は写真を志して先生の門を叩いたのですが、これまでにご紹介いただいたとおり映像の撮影をというチャンスをいただき、写真を撮るお仕事も頂きながら今に至っています。
普段の撮影では紹介にもありましたように映像の撮影が中心となっていますが、写真も映像も被写体のキレイなポイントを捉えるという点では同じだと考えています。ただ、映像ではそのキレイなポイントに辿り着くためのアプローチが違うんだな、ということに本数を重ねる中で少しずつ気づくようになってきています。もちろんモデルによってそのポイントは様々ですから、最初の頃はそのポイントを探すこと自体に大きな苦労がありました。
映像ならではの難しさはありましたが、これまでに先生のもとで映像を撮ってこられた先輩方の作品も残っていましたし、映像収録の現場にも何度か同席させていただいていましたので、それらが大きな蓄積になっていたのと同時に、僕自身も以前、映像関係の職に就いていたこともあり、在職時に仲の良かった人にアイデアをもらったりするなど、オリジナリティを探すことも続けています。
まだまだ時間配分などの課題を感じていますので、今後も精進していきたいと思っています。
新しい時代ならではのカメラマンになってほしい
今回は2名の助手に焦点を当ててカメラマンの世界についてお伝えしました。大きく変化する状況下で助手を務めてくれている2人ですが、ぜひとも新しい世界のカメラマンとして活躍していってほしいと願っています。そのためにも今僕が伝えられることは全力で覚えてもらっていますし、独立してもしっかりと仕事をこなしていくために必要な様々なことを、身をもって体感してもらっています。
今回何度も繰り返していることではありますが、2人は8年以上にもおよぶ歳月の中で僕の助手としてよく頑張ってくれています。だからこそ、2人がきちんと食べていけるようにしなければ、という想いが強くなってきています。
瞬間の顔のように、通常は立ち会うことすら難しい撮影も見せるようにしているのですが、背景としては、2人に今僕が伝えられることをしっかりと体験しておいてもらいたい、というのが根っこの部分にあるわけです。こうした現場には独特の緊張感であったり空気感があり、それは経験したくても、そう経験できることではありません。だからこそ、僕が今になって体験できていることも含めて見て・感じてもらうことに大きな意味があると考えているのです。将来、必ず役に立つ経験となるはずですから。
著名人を撮るためにはやはり勇気が必要です。写真を撮るという行為自体、勇気やガッツが必要であることに変わりはありませんが、特有の緊張感や空気感を伴う現場は確実に存在していますし、だからこそ糧として大きな恵みをもたらしてくれるということも今お伝えしたように確かなことです。
あとはいつ独立してもやっていけるように、それぞれに自身の方向性を見つけてもらえればいいんじゃないかなと思っています。基本的に僕は2人のプライベートにまで立ち入ることはしませんから、普段から写真を撮り溜めているかどうかも正直に言ってしまうと知らないわけです。仕事量も多い中で自身の写真を撮るということは難しい面もあると思いますが、その点はどんどんやっていってもらいたいな、とは常に伝えていることです。もっとも作家然として作品を撮ってきました、なんて風に作品を見せられても困ってしまうわけですけどね(笑)。
お知らせ
来年3月17日よりオリンパスギャラリー東京で開催される僕の写真展「瞬間の顔vol.14」と同時開催で、クリエイティブウォールでは近井と佐藤がそれぞれポートレート写真を展示します。あわせて是非ご覧下さい。