ミニスカポリス4名のメンバーイメージを都内観光地とのマッチングで表現。近井沙妃さん写真展「MINISUKA POLICE トーキョーパトロール」が5月20日からスタート

東京・新宿のオリンパスギャラリー東京に併設されている展示スペース・クリエイティブウォールにて、近井沙妃さんの写真展「トーキョーパトロール」が開催される。会期は5月20日～5月31日にかけて。

展示に関する概要は既報のとおりだが、展示の開始にあたり、展示作品に関するコメントと作品の制作意図について聞く機会を得た。あらためて、一部作品とともに紹介していきたい。

モデルにあわせて撮影地を選定

写真展で登場するモデルは長澤佑香さん、樋口光さん、涼原あす菜さん、水谷彩咲さんの4名。撮影場所は各モデルのキャラクターや雰囲気にあわせて、都内から選定していったという。

作品は寄りと引きで構成。寄りのカットではそれぞれのメンバーカラーを取り⼊れることを意識して撮影。色味を画面に取り入れている。撮影時には、いずれも半逆光の光線状態を選ぶことで、「アイドルらしいまぶしさ」を感じさせるカットに仕上げていったのだそうだ。対して、引きのカットでは、“今の”東京の姿も収めることに留意して撮影。折しも緊急事態宣言が解除されるタイミングでの撮影だったとのことで、そうした時制化の東京の様子も伝えたい内容にしていくことも意識していたのだという。

樋口光さん：銀座

樋口光さんは、ミニスカポリスメンバーの中でも最年少。大人っぽくて上品なイメージにあわせて、銀座を撮影場所に選んだのだという。品の良さを引き出すことが表現の狙いだったと話す。

水谷彩咲さん：浅草

ちゃきっとした明るいイメージの水谷彩咲さんは、元気な感じを表現すべく浅草を選択。背景のアサヒビールが、ハートの形と青いライトアップで医療従事者への感謝を表現している。こうしたところからも撮影時期や状況が伝わる内容となっている。

涼原あす菜さん：秋葉原

撮影メンバーの中で涼原あす菜さんは可愛らしく、「アイドル担当」のイメージだったという。そうしたイメージにあわせて撮影場所はアイドルの王道的なイメージがある秋葉原に。

長澤佑香さん：渋谷

長澤佑香さんは、とてもファッション性が高いイメージだと話す近井さん。「今っぽさ」を表現するために、渋谷を撮影場所に選んだのだそうだ。

展覧会概要