岡嶋和幸の「あとで買う」

1,617点目:使いやすさと信頼性で高評価の外部モニター

Osee「G7 Pro」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Osee「G7 Pro」

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1,583点目で「Osee」(オーシー)のストリーミングスイッチャーを紹介しましたが、本日は撮影用の7インチ外部モニターです。

といっても私の場合は動画撮影で使うのではなく、フォトスクールの屋外での撮影実習で、カメラの設定や操作などを受講生と共有しようと考えています。

カメラの背面モニターでは複数人でのぞき見るには小さすぎるため、これまでほかにもいろいろな方法を検討していましたが、現時点での最有力候補がこの製品です。

航空機用のアルミプレートを内蔵し、高い堅牢性と効率的な放熱性を実現。温度センサー付きの静音ファンにより、長時間の撮影にも対応できるようです。

給電はNP-FバッテリーやUSB-Cケーブルなどで行います。対応カメラとUSB Type-Cケーブルで接続すると、モニターのタッチスクリーンでコントロールできます。絞り、シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスなどをサポート。AFもタッチ操作で動作するようです。

室内外を問わず、カメラを三脚に固定して撮影するときに便利そう。販売価格は7万3,888円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。