岡嶋和幸の「あとで買う」

346点目:曇り止め効果をプラスしたメガネ拭きシート

小林製薬「メガネクリーナーふきふき くもり止め」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

小林製薬「メガネクリーナーふきふき くもり止め」

225点目の「トレシー メガネくもり止め」の収納のために購入した309点目のバイアル容器ですが、密閉ケースとしては役立っています。ただ丸い容器でかさばるため少し邪魔な存在になってしまいました。そこで代わりのクリーナーを探していたのですが、それならば別に使い捨てでもいいやということでウェットタイプのものの中から選ぶことに。「メガネクリーナーふきふき」に曇り止め効果をプラスしたこの製品を使ってみることにしました。販売価格は20包入りで270円前後です。個別包装なので携帯に便利です。

パッケージには「くもり止め剤により、拭き跡が残る場合があります」と記載されているのですが、今のところ特にそれはないようです。気温や湿度によっては拭いたあとすぐに乾かないこともありますが、メガネの指紋や脂汚れはすっきり落とすことができます。前述のトレシーより効果は弱めですが、マスク装着時のメガネの曇りは軽減できています。全く曇らないわけではありませんが、曇ってもすぐにひく感じです。

カメラのファインダーはどうかというと、拭く範囲が狭いこともあり乾きが遅く、肝心の効果もメガネのときより弱めに感じます。個人的にはやっぱりトレシーの方が良いかな。Amazonの「あとで買う」にはK&F Conceptの同タイプの製品が入っていますが、トレシーの収納ケース探しを優先することになりそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。