岡嶋和幸の「あとで買う」

345点目:大きいので撮影のときにも役に立つゴルフ傘

ミズノ「軽量銀パラソル」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミズノ「軽量銀パラソル」

245点目のライト付き(便利なので田舎の両親にプレゼントしました)、332点目の電動自動開閉式と、サンコーの傘が増えていますが、今回は人物撮影など屋外ロケのときに使用している傘です。ずっと昔からゴルフ用の傘を撮影用としても使っているのですが、最近は昔のものよりも軽量で、紫外線をカットしたり、風にも強いなど進化しています。ゴルフをやらない人にゴルフ用の傘は抵抗があるかもしれませんが、普通の傘より大きくて晴雨兼用で使えるなどとても重宝しています。

多くの人が愛用のゴルフクラブと同じメーカーの傘を選ぶ傾向です。そういう私も現在はミズノユーザーなので、もちろん傘もミズノです。通常モデルは4,400円前後なのですが、購入したのは軽量モデルで7,000円前後。シャフトはどちらもアルミですが、通常モデルの約410gに対し、軽量モデルの骨はカーボンなので約280gとそのぶん軽いです。ロケの時は自分ではなくスタッフに差してもらうことの方が多いのですが、長時間でも疲れにくいです。派手なカラーリングでもなく、ミズノのロゴマークも控えめで良い感じです。

三脚やレフ板などと一緒にブリヂストン、テーラーメイド、タイトリストと、過去に使っていたゴルフ用品メーカーの傘をスタンドバッグにいつも入れてあります。人だけでなく機材などに直射日光が当たらないよう日陰を作ったりすることもあるため、歴代の傘たちもまだまだ現役で活躍しています。愛車のトランクに1本入れておくと、ショッピングのときなどにも便利です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。