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ソニーの「α9」と「α7R II」を並べてみた

サイズ感そのまま 別売グリップも検証

α9

ソニーが5月26日に発売する「α9」と、発売済みのα7 IIシリーズの代表機といえる「α7R II」の外観比較をお届けする。

α9は積層型CMOSセンサーの高速読み出しを利用した電子シャッター機能「アンチディストーションシャッター」により、秒間20コマのAE/AF追従連写を実現するミラーレスカメラ。主な機能向上は搭載デバイスの高性能化によるもののため、本体サイズは既存モデルのα7 IIシリーズをほぼそのまま(厚さと重量が少し増えた)に保っている点が見どころだ。仕様などの詳細は既報記事をご覧いただきたい。

α7R II

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左がα9、右がα7R II(以下同)
ペンタ部のラインが微妙に異なる
シャッターボタンの表面とグリップの形状がわずかに異なる
左のα9はデュアルスロット。片方がUHS-II、もう片方はUHS-I/メモリースティックデュオ対応。α7R IIはシングルスロット
液晶モニターのチルト機構はほぼ同じだが、左のα9はタッチパネル式
使用バッテリーの違い
端子部
マウント部
左がα9に付属の新型アイピース(ロック機構付き)。右はα7R IIの付属品。どちらも共用できる
裏側

グリップエクステンションGP-X1EM

α9と同時発表の別売品。α7 IIシリーズでも使用できるため、ここではα7R IIに装着してみた。ネジを半回転ほど緩めると、完全に取り外すことなくバッテリー室にアクセスできる。

縦位置グリップVG-C3EM

バッテリー2個を収納できる縦位置グリップ。縦横どちらでも同じ操作感を得られるように設計されている。機種によってはカメラ本体の底面端子で縦位置グリップと接続するものもあるが、α9はカメラ本体の薄型化(端子を設けることで底部に厚みが出る)のために、バッテリー室に差し込むタイプの縦位置グリップになっている。

取り外したバッテリー室のフタを収納
ジョイスティックが備わる

本誌:鈴木誠