ニュース

ソニー「α77 II」「α7S」「RX100 III」体験会レポート

 ソニーは5月24日から全国5都市で新製品「α77 II」「α7S」「サイバーショットDSC-RX100M3」の体験会を開催している。ここでは、初日の東京会場での模様をお伝えする。

α7S。最高ISO409600の超高感度撮影に対応したフルサイズセンサー搭載Eマウント機。6月20日発売
α77 II。デジタルカメラ最多の79点位相差AFセンサー(像面AFセンサーを除く)を搭載するAマウント機。6月6日発売
サイバーショットDSC-RX100M3(RX100 III)。24-70mm相当F1.8-2.8と明るいレンズやEVFを搭載した1型センサーのコンパクトデジタルカメラ。5月30日発売

 各会場のスケジュールは以下の通り。

東京

  • ・会場:銀座ソニービル8FコミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)
  • ・住所:中央区銀座5-3-1
  • ・日時:5月24日(土)・5月25日(日)
  • ・時間:11時〜19時

名古屋

  • ・会場:ソニーストア名古屋
  • ・住所:名古屋市中区栄3-3-21セントライズ栄
  • ・日時:5月24日(土)・5月25日(日)
  • ・時間:11時〜20時

大阪

  • ・会場:ソニーストア大阪
  • ・住所:大阪市北区梅田2-2-22ハービスエント4階
  • ・日時:5月24日(土)・5月25日(日)
  • ・時間:11時〜20時

札幌

  • ・会場:SFI札幌ビル5F会議室
  • ・住所:札幌市中央区大通西9-1-18
  • ・日時:5月31日(土)
  • ・時間:10時〜17時

福岡

  • ・会場:ギャラリースペース「WATASI」
  • ・住所:福岡市中央区天神4-4-1 2階
  • ・日時:5月31日(土)
  • ・時間:10時〜17時

 会場では、新製品となる3機種のハンズオンコーナーが盛況だったほか、写真家によるセミナーも立ち見が出るほどの好評ぶりだった。なお、各機種の詳細は記事末のリンクを参照されたい。

 ハンズオンコーナーでは、実機を試そうと多くの来場者が詰めかけていた。AFが大きく進化したα77IIはAF性能について説明員に質問する姿が多く見られた。スクリーンに映した電車の動画を被写体に追尾AFを試すこともできた。

賑わうハンズオンコーナー
希望すれば、別のレンズも試すことができる

 一方、超高感度撮影が特徴の1つとなっているα7Sは専用の高感度撮影コーナーを設けた。ほぼ暗闇に近い明るさで高感度撮影を体験できる。星の撮影をするため、高感度画質を確認しに来たという来場者もいた。

α7Sの高感度体験コーナー。肉眼ではほとんどなにも見えない明るさだが、実はトラのぬいぐるみが置いてある(左)。その場所でも撮影ができる(右)

 セミナーではプロ写真家が新製品の魅力を語った。

 野鳥と航空機の作例で解説した中野耕志氏は、「鳥や飛行機を撮る際には同じレンズでも、35mmフルサイズ機より被写体に寄れるAPS-C機が使いやすい」とした。α77IIについては、「野鳥の毛の1本1本まで解像している凄いカメラ。夕暮れ空のグラデーションの綺麗さもソニーのカメラの良いところ。一眼レフカメラと違ってミラーの動作が無いので、カメラブレにも大変強い」と話した。

中野耕志氏

 α77IIのAF性能については、「向かって飛んでくるワシを外さない。AFエリアが広いので、例えば飛行機を画面の端に置いた構図でもAFで合わせられる」(中野氏)と評した。

 また、12コマ/秒という高速な連写速度にも触れ、「飛行機が太陽の前を横切るようなシーンでは、高速連写のおかげでシャッターチャンスに強い」(中野氏)という。α77IIはEVFを採用していることから、太陽を入れた作品を撮る場合には、光学ファインダーのように目に危険が無いのもメリットだとした。

 女性ポートレートの作品でα77IIを説明した魚住誠一氏はまず、「Aマウントのカールツァイスレンズはボケが非常によく、ピントの合ったところはバキッっときている」とソニーのレンズを評価した。

魚住誠一氏
魚住氏のセミナーにはモデルの鈴木友菜さんも登場した

 魚住氏は、モデルの鈴木友菜さんを被写体に作品を撮り下ろした。今回はほとんどの写真をMFで撮影したという。「α99からEVFのカメラを使っているが、ピントをシャープに合わせることができる。黄色のピーキング表示を設定しておくとピントの山が掴みやすく追い込める。このカメラのEVFはナンバーワンだと思う」と語った。

 一方、モデルと一緒に走りながら撮影した写真ではAFを活用したという。「測距点がこれまでのカメラには無かった場所にもあり、モデルが画面内で動いても追従する」と述べた。

(本誌:武石修)