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PLとハーフNDをシームレスに使いこなせる風景撮影に必携の「ドロップイン Natural CPL+GNDフィルター」
- 提供:
- H&Y Filters Japan
2024年10月22日 07:00
風景写真にとってフィルターワークは必要不可欠だ。特に水面や岩場などの反射を調整できるPLフィルターの効果は、レタッチソフトを使って処理するのが困難なので、現場でしっかり撮影しておくことが重要になる。明暗差が大きいシーンで使うハーフNDフィルター(GND)は、レタッチソフトでも再現できるが、無理な処理は画像の劣化につながるので、できるだけ撮影時にフィルターワークで、完成系に近づけるように心掛けている。
Natural CPLフィルターは色かぶりをほぼゼロに抑えて青空をクリアに表現する。水面や葉の反射除去でもカラーバランスが崩れることなく忠実な色再現をしてくれる。GNDフィルターはマグネット式なので、ホルダーへのフィルターの脱着も素早くできる。高い光学性能でレンズ本来の描写力を損ねないので、フィルターを2、3枚と重ねて使うことにもためらうことなく、仕上がりを自在にアレンジできる。
H&Yフィルターを使って4年半近くになる。丈夫なゴリラガラスを採用しているので割れにくく、強化コーティングも施されているため傷も付きにくい。耐久性にとても優れているので、最初に購入したものを1枚も買い替えることなく、今も使い続けている。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2024年11月号』より転載・加筆したものです。
偏りのない発色で池の青をより鮮やかに
Natural CPLを使用して水面の反射を除去すると、水中に沈んでいる倒木や水草までクリアに描写できた。さらに、色かぶりをほぼゼロに抑えた新しい偏光膜が池の青をより鮮やかに表現し、水の透明感が実によく再現されている。池の繊細なエメラルドグリーンは少しでも色が変わると濁って見えてしまう。Natural CPLはカラーバランスに優れるため、宝石のような美しい色合いを損なうことなく見せてくれている。
露出倍数が明るいため暗所でもぶれにくい
岩肌のぬれているテカリをNatural CPLで取り除き、立体的に引き出した。カラーバランスの良さに特徴があるフィルターは偏光度が低下し、露出倍数が大きくなる傾向にあったが、Natural CPLの偏光度はなんと驚異の99%。それでいて、露出倍数も約1段分と明るいため、暗い場所でも、シャッター速度がほとんど遅くならない。森の中など、暗くてぶれやすいシーンでもISO感度を上げることなくシャッター速度を稼げるのは助かる。
バランサーGNDで朝焼けを美しく
山並みの雲海に露出を合わせ、白飛び気味の空にバランサーGNDを使って明暗差を調整した。バランサーGNDはH&Yが独自に企画した新しいコンセプトのGNDフィルターで全体の露出をナチュラルに整えられるのが特徴。GNDの境目を気にせず使用でき、GND初心者にも扱いやすい。