特別企画
自在に階調をコントロール…H&Y K-Series ホルダーKit / ソフトGND8 / バランサーGND16を紹介
デジタルカメラマガジン「newポートレートstyle」特集より
2021年8月11日 07:00
※デジタルカメラマガジン2021年8月号より再構成して掲載してます。
ポートレート撮影ではあまりなじみがないかもしれないがGNDフィルターを使うと一味違ったポートレートの表現が可能になる。
GNDフィルターは段階的に濃度が変わるフィルターで風景写真には欠かせないアイテム。GNDをポートレートで使うメリットは背景のディテールを表現しやすくなる点だ。特に日中の輝度差があるシーンでは使ってほしい。
H&Y社のGNDフィルターは種類も豊富でポートレート向き。マグネットで着脱でき、グラデーションの位置調整を瞬時におこなえる。ゴリラガラスを採用しているので、落としても割れにくい。
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バストアップのときはグラデーションの段階が長いバランサーGND16が自然に濃度を調整できる。
バランサーGND16は全体の露出を整えることを前提に作られたフィルターでGND16→GND8→GND4→GNDなしと変化する。グラデーションの幅も広く、自然に濃度が変化するので的確に露出を調整できる。
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背景や空の空間を広く使う場合はソフトGND8が使いやすい。GNDフィルターを使うと背景の露出調整が簡単にできるが、モデル自体も暗くなる。暗くなった部分にフラッシュ光を当てて露出を調整すると良いだろう。
上の作例ではソフトGND8を使い、モデルの顔から上にグラデーションがくるように調整。空の雲のディテール がしっかり表 現できるように露出を調整し、暗くなったモデルの顔にフラッシュを照射して全体のトーンをそろえた。
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日中シンクロ好きの方にはぜひGNDフィルターを使ってドラマチックなポートレートを撮影してほしい。
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さまざまなレンズ径に瞬時にフィットする可変のステップアップリングと、ND3〜1000に変化する可変NDとCPLが一体型になった便利アイテム! この製品1つで風景からポートレートまで幅広く使える。
実勢価格25,800円前後
制作協力:H&Y Filters Japan