写真で見るカシオ「EXILIM G EX-G1」
Reported by 本誌:折本幸治
カシオが1月29日に発売するデジタルカメラ「EXILIM G EX-G1」を借用できたので、外観写真を中心とした記事をお届けする。実写を交えたレビューについては、近日中に掲載する予定だ。
カシオ初の耐衝撃・耐水圧コンパクトデジタルカメラで、同社の「G-SHOCK」や「G’z One」と似通ったスタイリングが特徴。デジタルカメラではあまりみられない複雑な凹凸に、G-SHOCKらしさが見て取れる。また、ステンレス外装による剛性感は高く、これまでのEXILIMシリーズとは一線を画する雰囲気だ。
それでいて、EXILIM CARDシリーズを思わせるボディの薄さを実現。また、ロックダイヤルを回すことで記録メディア室のカバーが開くなど、ほかのデジタルカメラでは見られない仕掛けも楽しい。なお、記録メディアスロットはmicroSDHC/SDカード専用。「Cerevo Cam」など特殊なものを除き、国内民生用のデジタルカメラで初めての搭載例と思われる。
撮影時の画面構成や設定メニュー類は、最近のEXILIM EX-Z系を踏襲したもの。一見すると斬新な背面の操作ボタン配置についても、実はほかのカシオ機と大きく変わらない。EXILIMシリーズらしさを残しつつも、カシオとして新しいコンセプトとスタイリングに挑戦した新シリーズといえる。
■外観
■各部
レンズ周囲のハニカムパターンが特徴的 | シャッターボタンや電源ボタンも凝っている |
十字ボタンの上下に各種ボタンを配置 | 本体左端。ここにプロテクターを装着する |
上側のロックリングを回すと、記録メディア室のカバーが開く。対応メディアはmicroSDHC/SDカード | バッテリー室のカバーにもシーリングを施している |
充電器とバッテリー |
■メニュー
撮影中の画面表示例。従来のカシオ機同様、左に機能メニューへのアイコンを並べた「操作パネル」を採用 |
EXILIM Hi-ZOOM EX-H10などで専用ボタンだった「鮮やか風景」なども、ここから設定できる | 操作パネルに並べる項目を指定できる |
ベストショット(BS)にはインターバル撮影とインターバルムービーを追加 |
インターバル撮影時の画面例(左)。右は撮影間隔などを設定するメニュー |
アウトドア機らしく、ベストショットには「水中」や「ビーチ」も |
「スノー」も新しく追加されたベストショットになる | 「ダイナミックフォト」用の素材も内蔵している |
■プロテクター
プロテクターは2種類を同梱。いずれも本体左手側にネジ留めする。
同梱のプロテクターは2種類 |
プロテクターその1 |
プロテクターその2 |
折本 幸治
2010/1/20/ 00:00