今週の気になるニュースをPICKUP

6月5日(月)~6月9日(金)|キヤノンの“360°カメラ”が登場。ニコン Z初のDX単焦点も

RODEは生産安定で値下げに

6月5日(月)から6月9日(金)までに配信したニュースのうち、印象的なものをピックアップしてお届けします。

キヤノンが360°カメラに参入か

6月7日(水)配信

スマホライクなVlogカメラ「PowerShot V10」の発表で注目を集めて間もないキヤノン。次なる一手は、なんと“360°カメラ”だった。「PHOTONEXT2023」(6月6日~6月7日)で、そのコンセプトモデルが世界初展示。製品化はまだ未定というが、コンセプトカメラシリーズで特徴的なモデルを精力的に開発してきた同社なだけに、今後の展開に期待がかかるところだ。

DX単焦点が初登場…「NIKKOR Z DX 24mm f/ 1.7」

6月7日(水)配信

DX(APS-C)フォーマットに対応するニコン Z マウントの単焦点レンズが初登場。35mm判換算36mm相当となる画角は、DX機のユーザー層がスナップ撮影などに普段使いしやすい画角として設定されたという。Z 50、Z fc、Z 30といったDX機が普及すればするほど、さらなる“DX単焦点”を要望する声も大きくなりそう。

世界最広角のF1.4レンズ「SIGMA 14mm F1.4 DG DN | Art」

6月8日(木)配信

F1.4というF値をもつミラーレスカメラ用交換レンズの中で世界最広角という、フルサイズ対応単焦点レンズ。アルカスイス互換形状の三脚座(脱着式)が付属するなど、広角レンズとしては珍しい仕掛けも特徴的。描写面では、特にサジタルコマフレアを入念に補正したとしており、星景撮影での活用も想定している。

ゴーグル型のARデバイス「Apple Vision Pro」

6月6日(火)配信

Appleが発表したゴーグル型のARデバイス「Apple Vision Pro」。米国の直販および直営店では3,499ドルという、簡単に手が出せる価格ではないものの、思ったほどは高くないなという印象か。電話、時計、眼鏡ときて、次は何に魅了されるのだろう。

RODEは生産安定で値下げに

6月5日(月)配信

“値上げ”の価格改定が相次ぐ昨今にあって、明るいニュースが飛び込んできた。国内代理店の銀一株式会社によると「生産体制が安定してきたことや、為替市場が先の見えない状況を脱した」とのこと。製品価格が抑えられ、消費者の購入意欲が増せば、デジカメ Watchの読者も増えるはず……。市場のさらなる良い流れに期待したい。

本誌:宮本義朗