イベントレポート
【CP+2019】井賀孝さん「Xで撮る初めての地-フィリピン」
街中で使える小さなボディ 上位機種と差のない絵作りもポイント
2019年3月12日 11:32
CP+2019で、富士フイルムは「トークショーステージ」と「テクニカルステージ」の2種類のステージを設けた。今回レポートするのは、3月1日に「トークショーステージ」で行われた井賀孝さんのステージだ。
ブラジリアン柔術の使い手という異色の経歴を持つ井賀さん。「Xで撮る初めての地-フィリピン」と題し、富士フイルムのXシリーズで撮影した111枚におよぶフィリピンの風景を見せてくれた。
街中の撮影ではX-E3が活躍
フィリピンをはじめ、ベトナムやマレーシアなど、東南アジア各国は車もバイクも自転車も所狭しと走りまわり、道路がとにかく混み合う。井賀さんが写す風景も、そういった混み合う街中だった。
「この大きな画面で見ると際立つ思いますが、バス、車、人、自転車など、かなり混み合ってごちゃごちゃしています。フィリピンのバスは『ジプニー』と呼ばれる乗合バスで、いつでもどこでも乗り降り自由です。運賃は20円くらい。ここはフィリピンのマニラという都市で、ジプニーや電車が市民の足です」
街中の撮影で使用したのは、X-E3という小さなカメラ。スナップ撮影では機動力が最重要ポイントで、X-E3はすぐに取り出してすぐに撮影できるという。日本に比べると治安も悪く、大きなカバンは背負えないため、ウエストポーチに入るX-E3は好都合のようだ。