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キヤノン、RFマウント用ズームレンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」
光学10倍の高倍率ズーム EOS RPとのレンズキットも
2019年7月9日 12:23
キヤノンは、EOS RやEOS RPで新たに採用したRFマウント用の高倍率ズームレンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」を2019年9月上旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格は税別12万円。
35mm判フルサイズフォーマットのイメージサークルに対応したズームレンズ。焦点距離は広角24mmから望遠240mmまでをカバーしている。ズーム比は光学10倍。
2月に開発が発表された6本のRFマウント用レンズのうちの1本。CP+2019でも展示されていた。
RFマウント用としたことで描写性能を犠牲にせずに小型・軽量化を実現したとしており、旅行やスナップ、風景、ポートレートなど幅広いシーンでの利用に応えられる製品として訴求している。
レンズ構成は15群21枚(非球面レンズ1枚、UDレンズ2枚を含む)。絞り羽根の枚数は7枚で円形絞りを採用している。最短撮影距離は広角端が0.5m、望遠端は0.78m。
レンズ駆動には超音波モーター「ナノUSM」が用いられており、高速・高精度なAF動作と動画撮影時の滑らかなAFを実現したとしている。
このほか手ブレ補正機構も搭載しており、デュアルセンシングISにより、静止画撮影時に最大5段分の補正効果が得られるとしている。
EOS RPとのレンズキットも
EOS RP(2019年2月発売)のレンズキットでの展開も予定されている。発売日は、レンズ単体と同じく9月上旬予定とアナウンスされている。EOS RPのレンズキットは他にRF35 MACRO IS STMとのセット版(実勢価格:税込20万6,100円前後)が発売済み。
主な仕様
レンズ構成
15群21枚
絞り羽根枚数
7枚(円形絞り)
最小絞り
F36
最短撮影距離
0.5m
最大撮影倍率
0.26倍(240mm時)
フィルター径
72mm
最大径×長さ
約80.4×122.5mm
質量
約750g