イベント告知

春にツツジ・シャクナゲが咲く「小田急 山のホテル」の庭園見学料が無料に

箱根・芦ノ湖畔の小田急 山のホテルは「つつじ・しゃくなげフェア2025」を4月下旬から開催する。ホテルの開業77周年を記念して庭園見学料を無料とした。庭園からはツツジ、シャクナゲが芦ノ湖、富士山を背景に咲き誇る風景を楽しめる。

庭園には84種類・約3,000株のツツジと、42種類・約300株のシャクナゲが植えられている。ツツジの開花は4月下旬から5月中旬、シャクナゲは5月上旬から下旬が予想される。

江戸時代から伝わる貴重な古品種もある。朱赤色が特徴の「本霧島」は17世紀後半のツツジブームの火付け役となった品種だという。白い覆輪(ふくりん)が特徴の「鳳凰殿」は現在では園芸的生産がほとんどない希少品種としている。

本霧島
鳳凰殿

小田急 山のホテルのツツジとシャクナゲは、日本植物園協会のナショナルコレクションに神奈川県内で初めて選ばれている。ツツジが2022年、続いてシャクナゲが2023年の認定となっている。

これは、江戸時代の古品種を含むツツジや、明治期に海外から導入された貴重品種および環境省指定の絶滅危惧種を含むシャクナゲの希少性が評価されたもの。特にシャクナゲ園は明治から大正時代に造られた日本最初の園として、その庭園的価値も認められている。

イベント名

ツツジ・シャクナゲフェア2025

会場

小田急 山のホテル
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80

開催期間

2025年4月下旬〜5月下旬
※ツツジの開花状況により、変更する場合あり