デジタルカメラマガジン

2019年7月号で、モノクロページ新連載8本が一挙スタート!

担当編集者のコメントをお届け

インプレスの月刊誌「デジタルカメラマガジン」2019年7月号では、モノクロページの新連載が8本スタートします。ぜひ、このタイミングから読み始めてみませんか?

今回はその8本のうち4本について、担当編集者からのコメントをお届けします。担当者の意気込みや思いを踏まえて、書店等で手に取っていただければ幸いです。

エレ片光画部(担当編集:白石由佳)

このたび、カメラ初心者芸人のエレキコミックと片桐 仁さんの3人により、写真部ならぬ光画部が発足されました。光画部のメンバーは写真展を開催したいそうですが、技術や知識が追い付かない様子。そこでこれから1年間、春ちゃん先生こと、山本春花先生がビシバシしごくことに。

高校時代に写真部の部長だったというやついいちろうさん(エレキコミック)。普段はコンパクトデジカメを持ち歩きながらも、うまくカメラを使いこなせていないと言います。片桐 仁さんは美大出身ということですが、写真は学生時代から苦手意識があるとのこと。全く自信がない! という今立進さんは、スマートフォンやゲームなどのメカには詳しそうな一面も。

春ちゃん先生がこんな3人をフィールドに連れ出して、F値やシャッター速度、ISO感度といった機能を分かりやすく開設していきます。皆さんも「エレ片光画部」に入部して3人といっしょに写真のイロハを学んでみませんか。

写真家の本棚(担当編集:武間俊樹)

人生のターニングポイントにはいつも近くに本があった。

読書好き、写真集好きの人気写真家によるリレー連載です。自宅や事務所に構える実際の本棚を撮影し、それぞれの写真家が人生のターニングポイントで出合った本や、影響を受けた写真家、好きな作家の本、実用書などを披露。現在の写真家としての思考回路が構築される際、多大なる影響を与えた本は何なのかを明らかにしていくのが本企画です。

この連載では毎回3冊の本を厳選してもらい、本にまつわるエピソードを交えながらその魅力を紹介します。また、本棚の写真を大きく載せており、写真に写る背表紙を眺めながら「こんな意外な本も読んでいるのか」「以前発表された作品の参考資料かもしれない」など、さまざまな発見があるのも面白いところです。第1回は大和田 良さんに登場していただき、写真の芸術性や拡張性を探求する学生時代に思いを馳せていただきました。

行って良かった! B級海外旅行(担当編集:牧浦裕介)

海外旅行の行き先としてメジャーではないけれど、魅力的な国が世界中にたくさんあります。そんな、ちょっとマイナーながらおすすめの国を、写真家さんならではの視点で案内してもらおうという趣旨の連載です。

第1回の案内人は公私ともに豊富な海外渡航経験を持つ斎藤巧一郎さん。バルカン半島の小国クロアチアを舞台に、フォトジェニックなスポットはもちろん、食通の斎藤さんらしいグルメ情報も盛り込みながらお届けします。クロアチアが起源のネクタイなど、お土産情報もアリ。氏がトークショーで身に付ける蝶ネクタイの仕入れ先も判明します。

担当編集者としての連載テーマは、旅行ガイドのイントロページを読んで旅の計画を妄想しているときの、ワクワクする気分を呼び起こすこと。旅行先の参考としてはもちろん、読み物としても楽しんでいただけますと何よりです。

図解で分かる名所の撮り方(担当編集:上田大輔)

日本には「星峠の棚田」や「鍋ヶ滝公園の裏見の滝」など、写真を撮っている人なら一度は撮りに行ってみたいと思う撮影の名所と呼ばれる場所がたくさんあります。デジタルカメラマガジンでも撮り方を解説してきましたが、それをもっと掘り下げて、分かりやすく解説するのが本連載です。

ポイントはタイトルにあるように「図解」。イラストを使って撮影現場を再現し、どういったアングルで、どこを切り取るのか解説します。定番、SNS映え、隠れスポットなど、1つの場所で4つほどアプローチの異なる撮り方を紹介します。この記事を読めば、初めてその場所に行っても誌面と同じような写真が撮れるようになるはずです。

著者はデジタルカメラマガジンやデジカメ Watchでもおなじみの木村琢磨氏。1回目は日本三名園の1つ岡山後楽園と絡めて撮れる岡山城。2回目は東京タワーを予定しております。

読み応えある企画が勢揃い(デジタルカメラマガジン編集長:福島晃)

モノクロの新連載は全部で8本。肩肘張らずに楽しく読むことができる。そんな企画を考えようというのが今回のモノクロリニューアルの意図です。ご紹介した4本以外にも、読み応えのある企画が揃っていますので、ぜひともご確認ください。今が旬の見逃せないシャッターチャンス情報が満載の「DCM Times」、サラリーマンから写真家へと華麗なる転身を遂げた経緯を振り返る「私がプロになった理由」、写真家が撮影補助として利用しているスマホアプリを解説する「厳選スマホアプリ」、デジカメ Watchでも大人気の連載漫画「カメラバカにつける薬 in デジタルカメラマガジン」といったラインアップとなっています。