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タムロン、手ブレ補正に対応した18-200mm Di II VC

3万6,000円 APS-C一眼レフ用

タムロンは、高倍率ズームレンズ「18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC」(Model B018)のキヤノン用とニコン用を8月20日に発売する。ソニー用も順次発売予定。価格は税別3万6,000円。

APS-Cセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ向けの11.1倍ズームレンズ。35mm判換算の焦点距離は27-300mm相当(1.5倍換算)。簡易防滴構造を採用している。

従来の「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF]MACRO」(Model A14、2005年3月発売)をリニューアルしたもの。新たに手ブレ補正機構「VC」を搭載しながらも、重量を約400gに抑え、同クラスレンズでは世界最軽量としている。従来品は405gだった。

AF駆動はDCモーター。AFユニットを新設計することで、従来のDCモーター搭載レンズと比べてAF速度と静音性が向上した。

レンズ構成はLD(Low Dispersion=異常低分散)レンズを含む14群16枚。最新の光学設計を取り入れ、従来よりも描写性能を高めたとしている。

最短撮影距離は焦点距離18mmと200mm時が0.5m、35mm時が0.77m、180mm時が0.49m。最大撮影倍率は1:4(200mm時)。絞り羽根は7枚(円形)。フィルター径は62mm。最大径×全長は75×96.6mm(キヤノン用)、94.1mm(ニコン用)。花形フードが付属する。

なお、従来モデルは最大径×全長が73.8×92.1mmのため、新レンズはわずかに大きくなっている。

(本誌:武石修)