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OM-D E-M5 Mark IIに、チタンカラーの限定モデル

本革アクセサリーを同梱

オリンパスは、「OM-D E-M5 Mark II Limited Edition Kit」を6月下旬に発売する。14-150mmレンズとアクセサリーを同梱。店頭予想価格は税別18万円前後の見込み。全世界7,000台限定。

CP+2015で参考展示していた、E-M5 Mark IIのカラーバリエーションモデルが製品化された。「OM-3Tiを彷彿させるチタニウムカラー」としている。本体カラーを除き、使用素材やカメラ機能は通常のE-M5 Mark IIと同じ。

特別色のモデルとなったOM-3Tiは、1994年にオリンパス創立75周年を記念して発売されたフィルム一眼レフカメラ。1984年発売のOM-3に対し、上下カバーへの軽量・高強度なチタン素材の採用、ストロボがTTL自動調光やFP発光に対応するなどの特徴を持つ。

参考:OM-3Ti

限定キットには、28-300mm相当の高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」(ブラック)、本体のチタニウムカラーに合わせた本革ストラップ、オーナーズカード、本革カードケースが付属する。

本革ストラップ
オーナーズカードと本革カードケース

オーナーズカードには、限定7,000台の通し番号と、銀塩OMシリーズの開発者である米谷美久氏の言葉が記されている。

米谷美久氏(1933〜2009年)は、シリーズ累計販売が1,700万台を超えたハーフサイズカメラ「オリンパス・ペン」、世界初のハーフサイズ一眼レフカメラ「ペンF」、小型・軽量・静音を目指した35mm一眼レフカメラ「OM」、ポケットサイズのカプセル型ボディにスライド式レンズカバーを備えたコンパクトカメラ「XA」といった製品シリーズを手がけたことで知られる。

E-M5 Mark IIは、同社EVF内蔵ミラーレスカメラの中級機。手ブレ補正効果の向上、センサー微細駆動による「ハイレゾショット」などの新機能を特徴とする。液晶モニターはタッチ操作対応のバリアングル式。ボディは防塵防滴仕様。通常モデルは、2015年2月発売、ボディの実勢価格は税込11万6,640円前後。

(本誌:鈴木誠)