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EOS 7D Mark IIやEF 100-400mm F4.5-5.6 L IS II USMがInter BEEで展示

Loxia 2/35やコーワのマイクロフォーサーズレンズも

 幕張メッセで「Inter BEE 2014」(国際放送機器展)が11月19日に開幕した。ここではデジタルカメラ関連の展示を紹介する。会期は11月21日まで。時間は10時~17時30分(最終日は17時まで)。入場は無料。

キヤノンはEOS 7D Mark IIなどを展示

 キヤノンブースでは、10月30日に発売したデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」を動画のセッティングで展示していた。デジタル一眼レフカメラのEOSで初めて60pのフルHD動画に対応したことをアピールしていた。

EOS 7D Mark II

 また、12月下旬発売の新レンズ「EF 100-400mm F4.5-5.6 L IS II USM」もCINEMA EOSに装着して操作を試せる。動画撮影においても、こうしたズームレンズの要望が多いとのこと。

EF 100-400mm F4.5-5.6 L IS II USM

Loxia 2/35が展示

 カールツァイスは、35mmフルサイズのEマウントに対応する新レンズ「Loxia 2/35」を展示していた。引き続き近日発売としている。価格は未定。Loxiaシリーズとしては、発売済みの「Loxia 2/50」に続く2本目となっている。

α7Rに装着したところ

PROMINAR銘のマイクロフォーサーズ用レンズ

 コーワでは、11月1日~2日に開催された「ジャパンバードフェスティバル2014」でも展示したPROMINAR銘のマイクロフォーサーズ用レンズを展示。8.5mm F2.8、12mm F1.8、25mm F1.8の3種類を用意する。

KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
KOWA PROMINAR 12mm F1.8
KOWA PROMINAR 25mm F1.8

 もともとマシンビジョン用だったレンズを写真向けに転用したもの。マシンビジョン用としての歪みを抑えた設計を特徴とする。MF専用となっている。

 8.5mm F2.8は10月に発売し、価格は12万円前後。それ以外は2015年1月の発売で、価格は未定。

4K対応カラーマネジメント液晶ディスプレイ

 EIZOは、2015年3月20日発売の31.1型液晶ディスプレイ「ColorEdge CG318-4K」を展示していた。価格は税込54万円。

ColorEdge CG318-4K

 映画制作者向けとしてDCI規格対応の解像度(4,096×2,160ドット)を有するモデルだが、Adobe RGBカバー率99%といったスペックも備え、写真分野での活用も見込んでいるという。

一脚にもなるスタビライザー

 銀一のブースでは、同社が扱うステディカムの新モデル「ソロ」を展示していた。近日に発売する。ポール部分が一脚になるため、動画と静止画を同時に撮影する場合などに向く。価格は未定。

スタビライザーとしての使用例
おもりのアームを畳んで一脚にもなる

防水のLEDライト

 ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)は、NeonixのLEDライト「Flexlite」を展示していた。価格は未定だが近日発売する。大きさ別に数種類用意する。

水を掛けて防水をアピールしていた
自在に曲がる

 IP64の防塵防滴となっており水がかかっても使用できる。こうしたタイプで防水のLEDライトは珍しいとのこと。また、自在に曲げられるのも特徴で、様々なセッティングができるとしている。

カメラの落下を防ぐプレート

 よしみカメラは、カメラの落下を防ぐアクセサリー「Lifeline for camera」を展示。11月に発売したもので、税別980円。

左の穴を三脚ネジに通し、右側の穴に紐を結ぶ

 吸盤式マウントなどにカメラを付ける際に、三脚穴部分に挟み、紐を結んでセットしておく。万一吸盤が外れた場合でも、紐によって落下が防げるとする。

ショートバージョンのスライダー

 平和精機工業は、Libecブランドのスライダー「ALLEX S」のショートバージョンとなる長さ40cmの製品を参考出品していた。発売は2015年で価格は未定。

スライダーを40cmに短縮した

 短くしたことで重量1.4kgと軽量になり、長さと相まって持ち運びがしやすくなったという。従来品は80cmだった。複数の雲台を装着可能なため、静止画撮影でもいわゆる“鉄ちゃんバー”の様な使い方もできる。

ケースを用意し持ち運びしやすくした

(本誌:武石修)