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「モノクローム専用」のRICOH GR IV Monochromeが正式発表

“赤色フィルター”を物理的に搭載 新開発のモノクロ用イメージコントロールも

リコーイメージング株式会社は、レンズ一体型カメラ「RICOH GR IV Monochrome」を2月13日(木)に発売する。価格はオープン。想定価格は28万円前後となる見込み。

「RICOH GR IV」(2025年9月発売)をベースに、APS-Cサイズ相当のモノクローム専用イメージセンサー(有効約2,574万画素)を搭載したモデル。2025年10月に開発発表していたが、このほど正式な発売が決まった。

なお、同社製カメラとしては2023年4月に発売したデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III Monochrome」以来の“モノクローム専用モデル”となる。こちらは有効約2,573万画素のイメージセンサー(APS-Cサイズ相当)を採用していた。

カラーフィルターやローパスフィルターを排した“モノクローム専用”のイメージセンサーとしたことで、いわゆるカラー用イメージセンサーによるモノクローム画像よりもシャープで階調豊かなモノクローム描写が可能としている。

レンズユニット内には赤色フィルターを内蔵。ONにすると赤色の波長の光のみを通し、「赤い被写体を明るく描写して存在感をより強める」ことが可能という。ワンタッチでのON/OFFの切り替えに対応する。

モノクローム専用のイメージコントロールも新開発。硬調なトーンカーブで輪郭をくっきりと描写する「ソリッド」、強い粒状感により銀塩プリントや印刷物のような仕上がりとなる「グレイニー」を搭載する。

外装デザインとして、レリーズボタンやリングキャップにはマットブラックを採用して全体の色味や質感を統一。このほか前面のGRロゴには外装の塗装と光沢感の異なるセミグロスブラックを採用し、電源ボタンライトを白色としたことで、“白黒写真のプリミティブな世界観”を演出した。

撮影性能としては、同じく「RICOH GR IV」の派生モデルとして1月16日(金)に登場する「RICOH GR IV HDF」でも採用された最高1/16,000秒の電子シャッターに対応。これは「RICOH GR IV」もファームウェアアップデートで対応する予定としている。

本誌:宮本義朗