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「RICOH GR IV」に特殊効果フィルター“HDF”搭載モデル
フィルムのような表現 電子シャッターも利用可能に
2025年12月17日 10:05
リコーイメージング株式会社は、レンズ一体型カメラ「RICOH GR IV HDF」を2026年1月16日(金)に発売する。想定価格は18万8,000円前後。日本国内では、リコーイメージングストアおよびGR SPACE TOKYOでの抽選方式による限定販売になるという。
9月に発売した「RICOH GR IV」の派生モデル。高画質、速写性、携帯性といった基本コンセプトと、カメラ本体の基本性能を踏襲しつつHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載した。
HDFはハイライト部を拡散して、周辺ににじみを発生させることでフィルム写真や映画のような情緒的な写真表現が可能になるとする特殊効果フィルター。通常モデルに内蔵するNDフィルターに変わって搭載される。
また従来のメカシャッターに加えて、電子シャッター機能を新たに搭載。最高1/16,000秒のシャッター速度に対応する。今後、ファームウェアアップデートで「RICOH GR IV」にも機能追加する予定という。
このほか通常モデルとの外観上の違いとして、シャッターレリーズボタンをグレイッシュシルバーに変更した。
HDF搭載モデルは、前モデルのRICOH GR III/GR IIIxシリーズで2024年4月に登場したのが最初。またRICOH GR IVシリーズの動きとしては、モノクロ専用機となる「RICOH GR IV Monochrome」も2026年春の発売が予告されている。












