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Hasselbladから最上級Eシリーズの標準ズームレンズ「XCD 2,8-4/35-100E」

「X2D II 100C」のAF-Cに対応

Hasselbladは、同社Xシステムに対応する交換レンズ「XCD 2,8-4/35-100E」を8月26日(火)に発売した。価格は71万5,000円。

35mm判換算で28-76mm相当をカバーするズームレンズ。従来の「XCD 3,5-4,5/35-75」と比べて広角、望遠側ともに拡張しながらも、19%軽量化し、10%短縮した。Xシステムの交換レンズにおいてフラッグシップとなる「Eシリーズ」に属する。

装着イメージ

13群16枚のレンズ構成を採用し、非球面レンズ3枚とEDレンズ5枚を組み込んだ。1億画素のイメージセンサーに応える高い描写性能を持つという。

AF駆動にはステッピングモーターを採用。同日に発売した中判ミラーレスカメラ「X2D II 100C」に搭載されたAF-Cモードと組み合わせることで、動く被写体の追従性能も向上したとしている。

レンズには1/4,000秒〜68分までの幅広いシャッター速度に対応するリーフシャッターを内蔵。全速度でフラッシュ同調が可能で、明るい環境での大口径撮影やフィルフラッシュ撮影にも対応する。

鏡筒は金属製。ズーム、フォーカスに加え、シャッター速度や絞りなどをカスタマイズできるコントロールリングを装備する。

本レンズにあわせた86mm径の専用フィルターも発売する。NDフィルターが4万6,200円、円偏光フィルターが7万4,800円、UVフィルターが4万1,250円。

NDフィルター
円偏光フィルター
UVフィルター
  • 焦点距離:35-100mm(35mm判換算28-76mm相当)
  • フォーカス:AF
  • レンズ構成:13群16枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ5枚を含む)
  • 最短撮影距離:0.4m
  • 最大撮影倍率:1:8.0
  • 絞り:F2.8(F4)〜F32
  • フィルター径:86mm
  • 外形寸法:φ138×90mm
  • 重量:894g(キャップ・レンズシェードを除く)
本誌:佐藤拓