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ニコン、デジタル一眼レフ「D780」「D6」に最新ファームウェア

左からD780、D6

ニコンは8月5日(火)、デジタル一眼レフカメラ「D780」と「D6」の最新ファームウェアを公開した。

D780はVer.1.11から1.20に更新。特定の撮影設定で静止画を撮影した際に、画像に黒い帯状のむらが写り込む場合がある現象を修正した。この現象は、静止画ライブビューモードの使用時や、サイレント撮影(静止画 Lv)を有効にした状態、また撮影モードマニュアル(M)もしくは絞り優先オート(A)に設定して絞りを最小絞り付近にした場合に発生していた。

一方、D6のファームウェアはVer.1.60から1.70に。カスタムボタンに「撮影機能の呼び出し(ホールド)」を割り当てて撮影した際、まれに撮影画像が露出オーバーで記録される現象を修正した。

D780は2020年に発売したニコンFマウントのデジタル一眼レフカメラ。35mmフルサイズイメージセンサーを搭載する。ニコンのデジタル一眼レフとして初の象面位相差AFを採用した。

またD6は同じく2020年に発売したFマウントのフラッグシップモデル。同マウントシステムの最上位機種として位置づけられている。AFセンサーとAF専用エンジンを新開発し、105点すべてがクロスタイプのAFポイントを搭載した。

本誌:佐藤拓