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ニコン「Z50II」が大差で初登場1位に…Map Cameraの12月ランキング
2025年1月15日 12:08
シュッピン株式会社は1月14日(火)、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2024年12月1日(日)~12月31日(火)の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:Z50II
2位:X-M5
3位:EOS R5 Mark II
4位:α1 II
5位:α7C II
6位:EOS R1
7位:X100VI
8位:Zf
9位:GR IIIx
10位:α7 IV
12月13日(金)に発売したニコンのミラーレスカメラ「Z50II」が、初登場で1位を獲得した。初回入荷が多く販売数を伸ばせたとして、2位に対して2倍近く差を付けているという。このほかニコンのカメラは8位に「Zf」がランクイン。発売は2023年10月だが、2024年は供給が安定しトップ10入りをキープしたことで、年間売り上げ数も4位に食い込んだとしている。
前回のランキングで初登場3位となった「X-M5」は、ひとつ順位を上げて2位を獲得した。供給が予約数に満たなかった発売月と異なり、12月はまとまった数の入荷があったことで販売数を伸ばせたという。7位には同じく富士フイルムの「X100VI」がランクイン。前回7位を獲得した「X-T50」は11位に、9位だった「X-T5」は12位に順位を落とした。
3カ月連続で首位だった「EOS R5 Mark II」は3位にランクイン。Map Cameraでは先月末頃から供給も安定している状況という。キヤノンからは11月に発売したフラッグシップ機「EOS R1」も6位にランクインしており、そちらは12月中に何度か入荷があったため、もう少しで予約者全員の手元に届くとしている。
4位に続いたのは、ソニーのフラッグシップ機「α1 II」。発売日の入荷数は予約数にはるかおよばず、順位を伸ばすことが出来なかった。ソニーはこのほか5位に「α7C II」がランクイン。安定した人気を維持したことで、2024年の年間ランキングでもソニー機トップとなる3位を獲得したという。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:EOS R5
2位:GR III
3位:α7 III
4位:GR IIIx
5位:EOS RP
6位:EOS R6
6位:Z50
8位:Zf
9位:α7C II
10位:α7 II
中古部門では、「EOS R5」が2か月連続となる首位を獲得した。2位以下を大きく引き離している状況という。キヤノンのカメラはこのほか「EOS RP」が5位、「EOS R6」が同数6位で計3機種がランクインした。
リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「RICOH GR III」が2位に、さらにその兄弟機である「GR IIIx」が4位にランクインした。Map Cameraでは同機種の買い取りを強化しているため中古商品数が増加しているが、Webサイトに掲載されればすぐに売れてしまうほどの人気という。新品の供給が安定していない中、中古品に注目が集まっている状況とのこと。
3位にはソニーの「α7 III」がランクイン。長く中古部門で1位をキープしていた機種だが、2024年の年間ランキングでも1位になったという。同じくソニー機からは9位に「α7C II」、10位に「α7 II」がランクインしている。