「GR IIIx」がMap Cameraの9月ランキングで新品部門1位に

シュッピン株式会社は10月14日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における9月1日～9月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

GR IIIx

1位：GR IIIx
2位：α7R V
3位：X-T5
4位：EOS R6 Mark II
5位：α6700
6位：X-S10
7位：EOS RP
8位：α7 IV
9位：VLOGCAM ZV-E1
10位：GR III

リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「GR IIIx」が、2021年10月の発売月以来、2度目となる新品部門1位を獲得した。同じく「GR III」も10位にランクインしており、ポケットに忍ばせて置けるサイズ感が、猛暑日が続いた時期に“大きなカメラ”より多く選択された理由のひとつではないかと同社は分析している。

2位にはミラーレスカメラ「α7R V」が1位と僅差でランクイン。Map Camera店頭では、α7 IVを下取りに出しての買い替えも多かったという。ソニーはこのほか、5位に「α6700」、8位に「α7 IV」、9位に「VLOGCAM ZV-E1」と計4機種がランクインした。

3位の「X-T5」は3カ月ぶりのランクインとなったが、今回はまとまった数の入荷があったのだという。6位の「X-S10」は既に生産終了が告げられているが、同社ではダブルズームレンズキットの入荷があったため販売数を伸ばしたとしている。

キヤノンは、「EOS R6 Mark II」（4位）と「EOS RP」（7位）の2機種がランクイン。EOS RPについては2月以来のランクインだが、フルサイズ入門機として依然高い人気を維持しているという。

ランク外の同11位には、「ライカQ3」「Z 8」「EOS R8」の3機種が並んだ。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 IV

1位：α7 IV
2位：α7 III
3位：X-S10
4位：X-H2
5位：VLOGCAM ZV-E10
6位：Z fc
6位：Z 5
8位：Z 6
9位：Z 6II
9位：α7C

中古部門では、2位以下を大きく引き離して「α7 IV」が2カ月連続となる1位を獲得した。同機種はα7R Vへの買い替えで中古の在庫数が豊富になっているという。1位とは差がついたが、2位の「α7 III」も3位以下を引き離しているという。このほかソニーは「VLOGCAM ZV-E10」が5位に、「α7C」が9位にランクインしている。

新品部門にランク入りしなかったニコンは、「Z fc」と「Z 5」が同6位、「Z 6」が8位、「Z 6II」が9位と計4機種がランクイン。店頭スタッフによると特に売れ行き好調を感じたのはZ 5で、新品との価格差が広がり手頃感が増してきたとコメントしている。