「Z f」がMap Camera10月ランキングで初登場1位を獲得

シュッピン株式会社は11月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における10月1日～10月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

Z f

1位：Z f
2位：α7C II
3位：LUMIX G9PROII
4位：α7R V
5位：α7CR
6位：EOS R6 Mark II
7位：Osmo Pocket 3
8位：X-T5
9位：Z 8
10位：OM-1

「Z f」が2位に大差を付けて、初登場1位を獲得した。予約開始から人気が高く、初回の入荷台数が多かったものの予約者全員には行き渡らなかったという。このほかニコンは「Z 8」が9位にランクイン。同機は入荷数も安定してきているという。

2位は10月13日発売の「α7C II」。従来機であるα7Cからだけでなく、α7 IIIから買い替えをするユーザーも多くいたという。4位・5位には「α7R V」と「α7CR」が並んだ。大型の高性能レンズとのバランスや操作性などの違いから、両機は人気を二分する形になったと同社は分析している。2カ月連続で1位だった「α6700」はランク外の11位だった。

10月25日に発売したDJIのジンバルカメラ「Osmo Pocket 3」が7位にランクインした。従来機からの買い替えのほか、新規購入のユーザーも多かったとのこと。10位を獲得した「OM-1」は、海外の旅行客から問い合わせが増えてきているという。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位：α7 III
2位：α7 IV
2位：Z fc
4位：X-H2
5位：α7C
6位：Z 6
7位：EOS 5D Mark IV
8位：α7R III
9位：X-S10
10位：EOS R6

「α7 III」が4カ月ぶりとなる中古部門1位となった。2位の「α7 IV」は8・9月と2カ月連続で1位だったが、今回も両社の販売数に大差はなかったという。ソニーからはこのほか5位に「α7C」、8位に「α7R III」と計4機種がランクインした。

同数2位に「Z fc」がランクイン。同社では、これからカメラを始めようとするユーザーで、ビジュアル的なところも重視する人に好評という。ニコンは6位の「Z 6」とあわせて計2機種がランクインしたが、ランク外の同数11位に「Z 6II」と「Z 5」が位置しているという。

キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」が7位を獲得した。海外の旅行客から問い合わせが多いという。10位に入ったミラーレスカメラ「EOS R6」とあわせて、キヤノンは計2機種のランクインとなった。