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ソニー、第2世代のG Master広角ズーム「FE 16-35mm F2.8 GM II」。小型軽量化&高画質化

ソニーは、Eマウントレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」を9月22日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込35万円前後。

2017年に登場した「FE 16-35mm F2.8 GM」の後継として、従来モデルに寄せられた「より軽量」「より小型」への要望に応えてリニューアルを実施。全長を約10mm短縮、質量は約20%軽くなった。

性能面では、最新の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズとフローティングフォーカス機構の採用により、画面周辺部の解像力向上、色収差の抑制、ゴースト・フレアの低減、近接撮影性能の向上を実現。最短撮影距離は従来モデルの0.28mから0.22m(いずれもズーム全域で)に縮めた。

左からFE 16-35mm F2.8 GM II、FE 16-35mm F2.8 GM

AF駆動はXDリニアモーター。AF速度が従来速度の約2倍となり、α1における最高30コマ/秒の高速連写や、動画撮影における滑らかで正確なAFを可能としている。

また動画撮影時には、対応するαカメラボディのブリージング補正や、アクティブモード、ダイナミックアクティブモードといったボディ内手ブレ補正にも対応する。

鏡筒にAF/MFスイッチ、2か所のフォーカスホールドボタン、絞りリングと絞りリングクリック切り換えスイッチ、アイリスロックスイッチを備える。先に発売された「FE 24-70mm F2.8 GM II」、「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と共通。

レンズ構成は12群15枚(XAレンズ3枚、非球面レンズ1枚を含む)。ナノARコーティングII、フッ素コーティング(最前面)を施している。最短撮影距離は0.22m。絞り羽根は11枚。最小絞りはF22。

外形寸法は約φ87.8×111.5mm、重量は約547g。フィルター径は82mmで従来と同じ。

Introducing FE 16-35mm F2.8 GM II | Sony | α Lens
本誌:鈴木誠