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ソニー、「FE 16-35mm F2.8 GM」を国内発表

G MASTER"大三元"を完成させる広角ズーム

ソニーは、「FE 16-35mm F2.8 GM」(SEL1635GM)を日本で8月に発売する。希望小売価格は税別29万5,000円。

海外で先行発表した製品。解像力とボケ味の両立を目指す"G MASTER"シリーズに属する大口径広角ズームレンズで、発売済みの「FE 24-70mm F2.8 GM」および「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」の2本とあわせて、いわゆる"大三元ズーム"が完成する。

G MASTERの大口径ズームレンズ3本

ソニー独自の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ2枚、非球面レンズ3枚を採用。フローティングフォーカス機構の採用とあわせ、ズーム全域およびフォーカス全域で高い解像性能を実現したという。

レンズ構成は13群16枚。最短撮影距離は0.28m。11枚羽根の円形絞りを採用している。

フィルター径は82mm。手ブレ補正機構は非搭載。

レンズ最前面には、汚れを拭き取りやすいフッ素コーティングを採用。フレアやゴーストを抑えるナノARコーティングも施している。

AF駆動には「ダイレクトドライブSSM」(DDSSM)を使用。2つのフォーカスレンズ群のそれぞれに1つずつ用いられている。

側面にフォーカスホールドボタンを装備。瞳AFなどの各種機能に切り換えて使うこともできる。

電子式のフォーカスリングは応答性や回転角の検出解像度をより高め、主に動画用途で求められるという細かなフォーカシングを可能とした。

鏡筒は防塵防滴に配慮した設計。バヨネット式レンズフードが付属する。

最大径×全長は88.5×121.6mm。重量は約680g。

本誌:鈴木誠