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Sky-Watcher、スマホから操作できる望遠鏡用の導入経緯台「AZ-GTiX マウント」

AZ-GTiX+マウント三脚

株式会社サイトロンジャパンは、Sky-Watcherの新商品「AZ-GTiXマウント」と「AZ-GTiX+マウント三脚」の2製品を6月13日に発売する。

希望小売価格(税込)は、「AZ-GTiXマウント」が5万5,000円、三脚を付属した「AZ-GTiXマウント+三脚」が6万7,500円。

AZ-GTiXマウントは、Wi-Fiモジュールを内蔵し、専用アプリ「SynScan Pro」(iOS/Android)を導入したスマートフォンやタブレットから操作できる自動導入経緯台。

最大で2台の望遠鏡を搭載でき、搭載可能重量はサドル一方で6kg。両サドルの利用時には合計10kgまでとなる。

また、付属のL型ブラケットとアリミゾマウントにより拡張も行える。

「Freedom-Find」デュアルエンコーダー技術により、手動でマウントの向きを変えても位置情報が保持可能。

ハンドコントローラーは付属しないが、ハンドコントローラーポートを備えており、他のSky-Watcherシリーズで利用されるSynScanハンドコントローラーを利用しての操作にも対応する(自動導入機能付き経緯台の場合のみ、自動導入赤道儀の場合は端子形状が異なるため、装着不可)。

マウント底部には、3/8-16UNC ネジ穴を設けており三脚への取り付けも可能。

電源は、単3形電池8本または、DC12Vポートを介して外部電源からの供給にも対応する。

  • 電源:DC7.5~14V/1A(単三形電池×8本)
  • 駆動:DCサーボモーター
  • 追尾モード:恒星時追尾、月追尾
  • 最大耐荷質量:サドル一方時で6kg、両サドル利用時の合計は10kg
  • 本体質量:約2.1kg(アクセサリー、電池は含まず)
  • L字ブラケット質量:約0.4kg
  • アリミゾマウント質量:約0.2kg
  • エクステンションピラー質量:約0.1kg
  • 三脚質量:約2.6kg
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。