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EOS R3が「2022年アジアデザイン賞」で最高位の大賞に。フルサイズミラーレスで初

EOS R3(RF24-70mm F2.8 L IS USMを装着)

キヤノンは11月1日、ミラーレスカメラ「EOS R3」が、「2022年アジアデザイン賞」において最高位となる大賞を受賞したと発表した。35mmフルサイズフォーマットのミラーレスカメラが大賞に選出されるのは初のことだという。

「アジアデザイン賞(DFA Design for Asia Awards)」は、香港デザインセンターが主催するデザイン賞。ビジネスや、持続可能で質の高い生活に不可欠な要素としての優れたデザインの価値について、ビジネス界および一般ユーザーの意識向上を目的としている。2003年に創設。

同社は2013年に同賞への応募を開始しており、今回で9回目の受賞となる。過去にはCINEMA EOS SYSTEM、ビデオカメラ、カメラ、交換レンズなどの製品において受賞した実績があるが、大賞を受賞するのは初めてという。

受賞にあたり同社は「今回の受賞を励みとして、今後も性能とデザインを高度に融合させた製品づくりを続けていきます」としている。

EOS R3は、有効約2,410万画素の裏面照射積層CMOSセンサーを搭載したフルサイズミラーレス機。主に動体撮影を行うユーザーを想定しており、電子シャッター撮影時に最高約30コマ/秒のAF/AE追従連写が可能としている。静止画撮影時における「視線入力AF」機能を搭載した点でも話題となった。2021年11月発売。同社直販サイトの販売価格は税込74万8,000円。なお、11月4日に同85万8,000円に価格改定される。

本誌:宮本義朗