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GoPro、モニターレスの“Mini”も加わった「HERO11 Black」シリーズ

GoProは9月14日、アクションカメラの新モデル「HERO11 Black」シリーズを発売した。3つのパッケージングとなり、用途に応じて選べるとしている。年額6,000円のGoProサブスクリプションの対象となっており、加入者は割引価格で購入できる。

いずれも、従来よりも大きな1/1.9インチの新型センサーを搭載。27MPセンサーの組み合わせにより、HEROカメラ史上最高となる最大5.3K/60fpsの解像度で、10bitカラーのビデオが撮影可能となった。ブレ補正機能も「HyperSmooth 5.0」へと進化。動きやスピードに基づいてビデオブレ補正のレベルを自動で判断し、最小限のクロップで最大のブレ補正を実現しているという。

タイムラプスに対応したHyperSmoothである「TimeWarp 3.0」では、5.3K撮影が可能になり、4Kに比べて91%、1080pに比べて665%解像度が向上。新たに3種類のナイトエフェクトタイムラプスプリセットを搭載。星の光跡を撮影する「スタートレイル」、動く光源の光跡を撮影する「ライトペインティング」、移動する車の光跡を撮影する「ライトトレイル」を利用できる。

HERO11 Black / HERO11 Black Creator Edition

キット内容により、2つのパッケージングを用意する。本体のみの「HERO11 Black」は、販売価格7万8,000円(税込、以下同)。サブスク加入者は6万2,000円。

HERO11 Black

アクセサリーの「Voltaハンドグリップ」や「ライトモジュラー」「メディアモジュラー」などがセットになった「HERO11 Black Creator Edition」も同10万1,000円で用意する(サブスク加入者は8万9,000円)。

HERO11 Black Creator Editionの使用イメージ

HERO11 Black Mini

小型の「HERO11 Black Mini」もラインナップ。発売は10月25日。販売価格は5万8,000円(サブスク加入者は4万8,000円)。

HERO11 Black Mini

背面と前面のモニターは非搭載。本体上部に情報表示パネルを搭載している。収納式のGoProマウントを背面と底面に1つずつ装備。バッテリーは内蔵式。

GoProでは、サブスクリプションサービス「GoProサブスクリプション」(年額6,000円)を展開しており、容量無制限のクラウドバックアップと自動アップロードや、理由を問わないカメラの交換補償、Quikアプリの機能を無制限で利用できる特典、新規購入時の限定割引、GoPro.comでの関連アクセサリ購入時に最大50%OFFの割引などが受けられる。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。