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電池持ち2倍、HDR撮影にも対応したアクションカム「GoPro HERO12 Black」

1/4カメラネジ穴を装備 Bluetoothヘッドホンで音声収録も

GoProは9月6日、アクションカメラのフラッグシップモデル「HERO12 Black」を発表した。直販価格は6万2,800円(税込)。

プロセッサは従来機のGP2を継承。5.3K/60fps、4K/120fps、2.7K/240fpsの撮影に対応するほか、HDRビデオ・フォトの撮影が可能となった。そのほか、GP-LogエンコーディングとLUTの使用に対応し、10-bitカラーと組み合わせることで鮮やかな色彩を実現できるという。

手ブレ補正機能も「HyperSmooth 6.0」へと進化。従来のHyperSmooth 5.0と比較して自動ブーストで分析できるデータ量が最大4倍となった。リニア+水平ロックの設定では、カメラが360°回転しても水平を維持したままの映像を記録できる。

電池管理を刷新したことで、従来機「HERO11 Black」と比較して最大2倍の連続撮影が可能。HyperSmooth 6.0を用いて5.3K/60fpsで撮影した場合は35分から70分に、4K/120fpsでは28分から58分と大幅に改善された。

使用電池はEnduroバッテリーを採用

新たにBluetoothオーディオの接続に対応。AirPodsなどのBluetoothヘッドホンをワイヤレス外部マイクとして音声収録に使えるという。

また、広角レンズ「Maxレンズモジュラー2.0」を用いることで4K/60fpsで177°の視野角を実現。シングルレンズで撮影する全天球カメラを含めたすべてのアクションカメラの中で最も広い視野角だとしている。

Maxレンズモジュラー2.0

底面にはマウントフィンガーに加えて、1/4-20のネジ穴を用意。これにより、従来のカメラアクセサリーやマウント、雲台などの利用が可能となる。

外形寸法は71.8×50.8×33.6mm。質量は154g(マウントフィンガー、バッテリー込み)。

本誌:佐藤拓