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「ソニーα7 IV」が2カ月連続で首位に。Map Cameraの1月ランキング

中古部門はソニー機が7機種

シュッピン株式会社は2月15日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年1月1日~1月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 IV

1位:ソニー α7 IV
2位:キヤノン EOS R6
3位:富士フイルム X-E4
4位:キヤノン EOS RP
5位:リコーイメージング RICOH GR IIIx
6位:ニコン Z 9
7位:ニコン Z fc
8位:キヤノン EOS R3
8位:キヤノン EOS R5
10位:ニコン Z 6II

ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」が2カ月連続で首位を獲得した。同カメラは発売開始時は潤沢に入荷していたものの、同社では現在は入荷状況が不安定になっているという。ソニーのカメラは、メーカーから一部のカメラについて発売休止が発表された影響もあり、1月のランキングではα7 IVがランクインするのみとなった。

2位はキヤノンの「EOS R6」。キヤノンのカメラはこのほか、「EOS RP」が4位を、「EOS R5」が8位を獲得している。また、昨年11月に発売して以来メーカーからの供給遅延が続いていたという「EOS R3」は、このほどまとまった入荷があり同8位にランクインした。

12月発売のニコン「Z 9」が6位を獲得。同カメラは発売開始時から依然として供給不足の状態が続いているという。ニコンのカメラはこのほか、「Z fc」が7位に、「Z 6II」が10位にランクインしている。

富士フイルムからは「X-E4」が3位にランクイン。ランク外となったが、X-T4が11位、X-S10が12位、GFX 50SIIが13位に続いている。

唯一のレンズ一体型カメラとなったリコーイメージングの「RICOH GR IIIx」は5位を獲得した。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位:ソニー α7 III
2位:ソニー α7C
3位:ソニー α6400
4位:ソニー α7S III
5位:富士フイルム X-E4
5位:キヤノン EOS 6D Mark II
7位:ソニー α7R IV
8位:ニコン D750
9位:ソニー α7 II
10位:ソニー α7R III

中古部門1位はソニーの「α7 III」。以前から中古部門で人気の高さを維持しているカメラだが、α7 IVへの買い替えで中古品数が増えたことにより、価格が大きく下がったことも影響していると同社は分析。また、ソニーのカメラはこのほか計7機種がランクインする結果となっており、それについてもα7 IVの登場が大きく影響したと同社はコメントしている。

ソニー以外では、新品部門でもランクインした富士フイルムの「X-E4」が5位を獲得。XC15-45mmキットの新品販売が終了したことを受けて、同社では同キットの中古品についての問い合わせが増えているという。

残りの2機種はいずれも一眼レフカメラのランクインとなった。キヤノンの「EOS 6D Mark II」が5位を、ニコン「D750」が8位を獲得している。

本誌:宮本義朗