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パナソニック、マイクロフォーサーズ超広角「LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.」。6万円

最短撮影距離9.5cm・重量約130g

パナソニックは、マイクロフォーサーズレンズ「LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.」を6月23日に発売する。希望小売価格は税込6万940円。

35mm判換算18mm相当の画角を有する広角単焦点レンズ。「超広角&ハーフマクロで新たな表現を切り拓く」をコンセプトに、最大撮影倍率を0.25倍(35mm判換算0.5倍)・最短撮影距離を9.5cmとした点が特徴。マイクロフォーサーズならではの性能と小型・軽量性を、“値ごろ感のある価格帯”で実現したとして訴求する。

フォーカスブリージングを抑制して動画撮影に配慮。絞りもマイクロステップ制御に対応し、より滑らかに明るさを変化できるとしている。

MF時には、フォーカスリングのリニア/ノンリニアの切り替えに対応。回転角度(ノンリニアは回転速度)によるピント移動量の設定も可能としている。

レンズ構成は9群12枚(非球面2枚、ED2枚、UHR1枚を含む)。絞り羽根の枚数は7枚。最小F値はF16最大撮影倍率は0.25倍。最短撮影距離は9.5cm。

鏡筒の素材は樹脂製で、防塵・防滴・耐低温(-10度)仕様。小型・軽量で手に馴染むデザインとしたほか、堅牢性にも優れるとしている。レンズ最前面にはフッ素コートを施した。

最大径×全長は60.8×52mm。重量は約130g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)。フィルター径は55mm。製品にはレンズフードが付属する。

5月18日11時30分追記:記事初出時に「最大径60.3mm」「重量約145g」と記載していましたが、正しくは「最大径60.8mm」「重量約130g」と判明したため、該当部分に修正を加えました。

LUMIX G100と組み合わせた様子
LUMIX GH6と組み合わせた様子
本誌:宮本義朗