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JPEG専用編集ソフトの最新版「SILKYPIX JPEG Photography 11」。ダウンロード版5,500円
2022年3月22日 15:00
市川ソフトラボラトリーは3月17日、画像編集ソフト「SILKYPIX JPEG Photography 11」(ダウンロード版)を発売した。希望小売価格は税込5,500円。WindowsおよびMacOSに対応する。
JPEGデータ専用の画像編集ソフト「SILKYPIX JPEG Photography」シリーズの最新版。独自技術の「SILKYPIX RAW Bridge」により、JPEGデータを8bit(256階調)から16bit(65,536階調)へ拡張することで、RAWデータに近い状態とし、グラデーション豊かでトーンジャンプが発生しにくい補正を行えるという。
基本性能や細部の補正機能は同社のプロフェッショナル版RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro11」と同等ながら、扱うデータをJPEGデータに制限したことで価格を抑えているという。
従来版からの進化点として、合成モードに「超解像」「多重露光(動体)」が追加された。また、色相や彩度をより細かく指定して調整できる「ファインカラーコントローラ(詳細)」、不要物をブラシでなぞって除去できる「修正ブラシ」、部分補正ツールの調整項目に「明瞭度」「シャープ」、調子の調整項目に「白レベル」を追加している。
新たに搭載された「Auto 領域指定ツール」では、画像内の任意の部分の光源からオートホワイトバランスを適用できるようになった。このほか、メディアからの取り込み時のフォルダ振り分け機能やリネーム機能、サムネイルの絞り込み検索機能が盛り込まれている。