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特別な塗装とカスタムパーツをまとったPENTAX一眼レフ「J limited 01」
K-1 Mark IIをベースに受注生産・4色展開
2021年2月25日 10:06
リコーイメージングは、特別モデルのデジタル一眼レフカメラ「J limited 01」を2月25日に受注開始する。納期は受注から約6週間程度で、発売日は4月30日としている。価格はオープン。店頭予想価格は税込30万円台半ば(ボディのみ)。
「PENTAX K-1 Mark II」をベースに、大量生産では不可能という手間のかかる加工、特別色の塗装、パーツ変更などを施した受注生産方式のファクトリーカスタムモデル。2019年7月に発売した「PENTAX KP J limited」に対する反響を受けて、正式なブランドとしての展開が決定。今回の「J limited 01」の発売に至ったという。
カラーは、ブラック&ゴールド、ヴィリジアン、スカーレットルージュ、LX75メタリックの4種類を用意。カスタム部分には、高級車の木製ステアリングも手がける株式会社ミロクテクノウッドの協力による「カスタムウッドグリップ」(固定式)、装着レンズやその日のスタイルに合わせて外観を変更できる「Wトップカバー」などがある。グリップ部には本機のために特別制作したという金属製のAOCoマーク(過去のPENTAX一眼レフに刻印されていたマーク)をあしらった。
また、写真家の吉村和敏氏、瀬尾拓慶氏が監修した風景撮影用のモード「PH-mode Yoshimura」、「PH-mode T.Seo」を初期設定で登録している。
そのほかのカメラ仕様は、外観サイズ、重量、ファームウェアを除いて通常のPENTAX K-1 Mark IIと同等。有効約3,640万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー、視野率約100%・0.7倍のファインダー、3.2型約103.7万ドットの背面モニター、GPS機能などを装備する。記録メディアはSDデュアルスロット。
外形寸法は約140×113×111mm。重量は約1,105g(バッテリー、SDカード1枚を含む)、約1,020g(本体のみ。トップカバーA・B、アイカップFTを含む)。