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キヤノン、「EOS R5」の最新ファームウェアを公開

温度検知や撮影可能時間制御の改善など 「WFT-R10B」も更新

EOS R5

キヤノンは8月27日、ミラーレスカメラ「EOS R5」およびEOS R5用ワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-R10B」の最新ファームウェアを公開した。

更新内容は次の通り(引用)。

EOS R5(Version 1.1.0)

1.映像をカメラの画面に表示しながら、HDMI出力による映像表示を行う設定時に、[温度上昇緩和:入]が設定できるようになりました。

2.一部のRFレンズを使用した動画撮影におけるレンズ内手ブレ補正の制御を改善しました。

3.表示言語「英語」設定時:「スローシンクロ」の設定画面における情報表示を修正しました。

4.FTP転送時の接続性を改善しました。

5.一部のCFexpressカードを使用した際にカードへアクセスする時間を改善しました。

6.動画撮影において、温度検知および撮影可能時間制御の改善を図りました。また、これにより常温環境下で短い時間の撮影と電源OFFを繰り返した際の撮影可能時間の改善を図っております。

7.「日付/時刻/エリア」設定をしていないと、動画撮影可能時間が正しく表示されない現象を修正しました。

*9月上旬公開予定のファームウエアにてRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMに関して、以下の点を対応する予定です。
 ・6.0段分の手ブレ補正に対応(CIPA基準に準拠)
 ・特定の条件下での連写時の協調IS性能の向上

WFT-R10B(Version 1.1.0)

1. FTP転送時の接続性を改善しました。

2. Wi-Fi接続性を改善しました。

3. 特定の設定の組み合わせにおいて、ネットワークに接続できないことがある現象を修正しました。

EOS R5+WFT-R10B

本誌:鈴木誠