ニュース

マウス、15.6型ノート「DAIV 5N」に4K有機EL搭載モデル

DCI-P3に対応 CPUもインテル第10世代に対応

マウスコンピューターは8月11日、4Kの有機ELパネルを採用した15.6型のノートパソコン「DAIV 5N-OLED」を発売した。同社直販サイトでの販売価格は税別20万9,800円(標準構成モデル)から。

CPUにインテルの第10世代Coreプロセッサーを採用したノートPC。同社がクリエイター向けと位置づけるシリーズ“DAIV”に属する製品。15.6型ノートPC「DAIV 5N」シリーズとしては2019年・2020年モデルも展開していたが、新たにディスプレイに有機ELパネルを採用したモデルが追加された。

有機ELパネルの採用により、最も暗い表示部から最も明るい表示部にかけて、より広い階調を再現できるとしている。表示色域はDCI-P3に対応。

パネルサイズは15.6型で、解像度は3,840×2,160。ベゼル部は狭額仕様となっている。これにより、同じく15.6型パネルを採用している2019年モデルよりも横幅で約3.1mm、縦幅で約21.1mmの小型化を実現している(2019年モデル:約359.0×257.8mm、最新モデル:約355.9×236.7mm)。

標準構成モデルではCPUにインテルCore i7-10875Hを搭載。GPUはNVIDIAのGeForce RTX 2060が組み合わされている。メモリーは16GB。ストレージは512GBのSSD(M.2規格・NVMe接続)を採用している。OSはWindows 10 Home(64ビット)。

外部ポートには、UHS-II対応のSDカードリーダーを前面側に搭載。Thunderbolt 3ポートを右側面に1つ、USB Type-Cポート(USB3.1)を背面に1つ、USB Type-Aポート(USB3.0)を3つ(左右側面および背面に各1つ)搭載。このほか、HDMI、Mini DisplayPort、ヘッドホン出力、マイク入力、S/PDIF対応端子を搭載している。

ネットワークは有線LAN(RJ-45:1000BASE-T対応)のほか、無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)に対応。Bluetooth 5にも対応する。

バッテリー動作時間は約5.4時間。ACアダプタは180W出力を使用する。

外形寸法は359×257.8×29.9mm。重量は約2.4kg。

標準構成モデルのおもな仕様

OS:Windows 10 Home(64ビット)
CPU:インテルCore i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリー:16GB(PC4-21300、8GB×2)
ストレージ:512GB(M.2・NVMe対応SSD)
ディスプレイ:15.6型有機EL(3,840×2,160、グレア)
インターフェース:HDMI(背面×1)、Mini DisplayPort(背面×1)、USB Type-C(背面×1)、Thunderbolt3(右側面×1)、USB Type-A(USB3.0:背面×1、左側面×1[常時給電対応]、右側面×1)、USB Type-C(USB3.1:背面×1)、ヘッドホン出力(左側面×1)、マイク入力(左側面×1)、S/PDIF(左側面×1)
有線LAN:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45:背面×1)
無線LAN:IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n(Wi-Fi 6対応)
Bluetooth:Bluetooth 5
カードリーダー:SD UHS-II対応
バッテリー動作時間:約5.5時間
外形寸法:359×258×30.3mm
重量:約2.41kg。

本誌:宮澤孝周