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マウス、15.6型DAIVノートにRyzen 5/7搭載モデル
デスクトップ用CPUの搭載で処理性能を確保
2020年8月20日 12:22
マウスコンピューターは8月20日、クリエイター向けPCのDAIVシリーズより、AMD Ryzen 5または7プロセッサーを搭載した15.6型ノート「DAIV 5D」シリーズを発売した。ラインアップには「DAIV 5D-R5」(Ryzen 5 3500を搭載モデル)と「DAIV 5D-R7」(Ryzen 7 3700X搭載モデル)がある。同社直販サイトの販売価格は標準構成モデルの場合、R5が税別10万9,800円、R7は13万9,800円。
CPUにAMD Ryzen 5または7プロセッサーを搭載した、15.6型のノートPC。同じく15.6型のDAIVノートPCの現行ラインアップには、5N(フルHD液晶搭載モデル)および5N-OLED(4K対応の有機ELパネル搭載モデル)がある。これらモデルは、いずれもインテルのCore i7プロセッサーを搭載(標準構成)したモデルとなっている。今回のモデルシリーズの追加により、15.6型ノートにAMD Ryzen搭載機の選択肢が加わった(5Dシリーズの旧モデルにはインテルのCore i5プロセッサーを搭載したモデルがあった)。
電源の確保が容易な屋内での利用を想定し、処理性能の確保とノートPCの省スペース性の両立を企図したとしており、CPUにはデスクトップ用が採用されている。またGPUもNVIDIAのGeForce GTX 1660 Tiとすることで、3Dグラフィックス性能を確保。これらにより、バッテリー駆動時間は約1.5時間となっている。同社はクリエイティブ作業向けの高い処理性能を確保するとともに低廉な価格の両立を実現した、と説明している。
R5が搭載しているAMD Ryzen 5 3500プロセッサーは3.6GHz(ブースト時4.1GHz)で6コア6スレッド動作に対応。R7のAMD Ryzen 7 3700Xプロセッサーは、3.6GHz(ブースト時4.4GHz)で8コア16スレッド動作に対応している。TDPはどちらのプロセッサーもともに65W。
ディスプレイにはNTSC比で約72%の色域に対応するノングレアタイプのパネルを採用。フルHDに対応する(1,920×1,080)。外部出力ポートにはHDMI、Mini DisplayPort、USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)を備えており、最大で4画面のマルチディスプレイにも対応するとしている。
メモリはR5は8GBを、R7は16GBをそれぞれ搭載。いずれも最大で64GBまで対応する。
ストレージはM.2規格NVMe接続のSSDを採用。容量は両モデルともに512GB。
このほか、左側面にUHS-I SD対応のカードリーダーを備える。
このほかインターフェースは、USB Type-A(USB 3.1)ポートが2つ、有線LANコネクタ(RJ45、1000BASE-T/ 100BASE-TX/ 10BASE-T対応)、ヘッドホン出力、マイク入力端子を備えている。
無線はWi-Fi6に対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)。Bluetooth 5モジュールも内蔵している。
外形寸法は361×258×33mm。重量はR5は約2.62kg、R7は約2.63kg。