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マウス、DAIV 5NシリーズにGeForce RTX 3060を搭載。GPU演算を強化して高解像画像編集に向けてリニューアル
2021年4月26日 10:59
株式会社マウスコンピューターは4月23日、クリエイター向けPCブランドDAIVシリーズより、ノートタイプの「DAIV 5N」シリーズ後継製品を発売した。標準構成モデルの販売価格は税込19万7,780円。
GPUにNVIDIA「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載し、sRGB比100%の広色域パネルを採用した
15.6型ノートPC。
GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB)の搭載により、高解像度のコンテンツ制作時の処理安定性や低遅延を実現すると説明。同GPUが搭載するTensorコアがもたらすAI技術を利用したレンダリング機能により、AIベースのフォーカスマスク機能やオートリフレーム機能のGPUサポートが得られるため、高解像度の動画編集や画像編集に優れるとしている。
Adobe Lightroom Classicで、RAWデータ500枚(約12GB)の書き出し処理を行った場合、本製品は13分22秒で処理を完了。従来製品(同条件で処理完了に要した時間は14分16秒)より、約6%の時間短縮効果が得られたという。また、Adobe Premiere Proによる4K動画のエンコードでは約9分29秒と、従来製品(約11分46秒)から約19%の時間短縮結果が得られたとしている。
CPUは、インテルのCore i7-10870Hプロセッサー(8コア16スレッド、2.20GHz動作)を採用。メモリはDDR4-2666 SO-DIMMで、標準容量は16GB(8GB×2)、最大で64GBまで拡張できる(スロットは2つ)。ストレージにはNVMe接続のSSDを採用しており、容量は512GB。ディスプレイパネルはノングレアタイプで、解像度は2,560×1,440ピクセル(WQHD)。
パフォーマンスレベルの維持については、処理速度と電力消費のバランスを負荷状況に応じて自動制御する「MS Hybrid モード」と、負荷状況に関係なく、常にGPUによる映像処理を行う「Discreteモード」を、BIOS設定またはWindows上のコントロールセンターから切り替えて操作できるという。
インターフェースはHDMIが1ポート、USB Type-A(USB3.1)が3ポート、同(USB3.0)が2ポート、USB Type-C(画面出力対応)が1ポート、micro SDに対応するカードスロットを1基備える。このほかの端子には有線LAN(RJ-45、2.5GBASE-T対応)およびヘッドホン出力、マイク入力端子を備える。無線はWi-Fi 6およびBluetooth 5に対応。
バッテリー動作時間は約7.5時間で、重量は約1.73kg。OSはWindows 10 Home 64bit。