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RICOH GR IIIの機能拡張ファームウェアが公開

フルプレススナップが画面タッチでも可能に

リコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」の機能拡張ファームウェア(バージョン1.41)を7月30日に公開した。

適用により、フルプレススナップがシャッターボタンの一気押しのほかに画面タッチ操作でも可能になる。7月17日に発売した「RICOH GR III Street Edition」に先行搭載されている機能で、同日に開催されたファンイベント「GR meet online」において、通常のGR IIIに対してもファームウェアアップデートで後日提供すると予告があった。

また、位置情報記録に関する修正も含む。スマートフォンなどから取得する位置情報が南緯/西経の場合、ExifのGPSタグに記録される緯度/経度が不正になる現象と、「再生詳細表示」でのGPS表示を修正したという。

なお、同ファームウェアをGR III Street Edition(バージョン1.40)に適用しても、Street Editionの専用終了画面は維持されるという。

7月17日に発売した「RICOH GR III Street Edition Special Limited Kit」(3,500セット限定)。2020年秋にカメラ本体のみでも発売される見込み。

本誌:鈴木誠