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シグマ、Contemporaryに56mm F1.4を追加
APS-C用の中望遠F1.4で最小サイズ
2018年9月26日 16:09
株式会社シグマは、ドイツで開催中のフォトキナ2018において、APS-C用中望遠レンズ「SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary」の開発を発表した。マイクロフォーサーズおよびソニーEマウントでの展開となる。発売日および価格は未定。
本製品は、APS-Cサイズのイメージサークルをカバーする単焦点レンズ。焦点距離56mmは35mm判に換算すると84mm相当となる。マイクロフォーサーズでは112mm相当。
小型軽量化とヌケの良い画質の両立に注力したとしており、カメラ内補正機能の利用を前提にレンズ設計を行うことで、APS-C用のF値F1.4の中望遠レンズとしてはクラス最小サイズを実現したとしている。
画質面では、SLDガラスの採用により画像処理で補正が難しい軸上色収差に対応したという。
小型化に注力しつつもF値F1.4を維持。APS-Cサイズのイメージセンサーでもボケを楽しめるように配慮した。
AF駆動にはステッピングモーターを採用することで、静粛な動作に留意した。さらにソニーEマウント用ではファストハイブリッドAFにも対応。ピント追従性を高めている。
この他、マウント部にはゴムシーリングが施されており、簡易な防塵防滴構造を採用。
F値F1.4の他のDC DNシリーズには、16mm F1.4 DC DN |Contemporary(マイクロフォーサーズおよびソニーEマウント用)と30mm F1.4 DC DN | Contemporary(同前)がある。