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シグマ、ミラーレスカメラ用レンズに「富士フイルムXマウント用」追加。APS-C用の3本
2022年2月21日 21:03
株式会社シグマは2月21日、同社ミラーレスカメラ用交換レンズに富士フイルムXマウント用を追加すると発表した。
第1弾として同社は、APS-C用レンズ「16mm F1.4 DC DN|C」「30mm F1.4 DC DN|C」「56mm F1.4 DC DN|C」の3本に同マウント用を追加して4月8日に発売する。希望小売価格(税込)は16mm F1.4と56mm F1.4が6万2,700円、30mm F1.4が5万2,800円。
同社はXマウントの追加にあたり、専用のアルゴリズムを開発。AF駆動や通信速度を最適化したという。このほかコンティニュアスAF、ボディ内収差補正(対応カメラに限る)に対応。マウント部にはゴムシーリングを施した。
上記3本のレンズはキヤノンEF-M、ソニーE、マイクロフォーサーズ、Lマウント用を発売済み。Xマウント用についてもレンズの仕様に変更はない。製品にはレンズフードが付属する。
“対応マウントの追加”に関しては、2月9日に配信された「SIGMA STAGE Online」の中で同社代表取締役社長の山木和人氏が言及。その中で、「今年中に最低でも一つのマウントを追加したい」とコメントしていた。
各レンズの主な仕様は以下のとおり。
16mm F1.4 DC DN|Contemporary
レンズ構成:13群16枚
画角:83.2度
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:25cm
最大撮影倍率:1:9.9
フィルター径:67mm
最大径×全長:72.2×92.6mm
重量:405g
30mm F1.4 DC DN|Contemporary
レンズ構成:7群9枚
画角:50.7度
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:30cm
最大撮影倍率:1:7
フィルター径:52mm
最大径×全長:64.8×73.6mm
重量:275g