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ライカの超大口径レンズ「ノクティルックス」に75mm F1.25が登場

"50mm F0.95"より浅い被写界深度

ライカM10への装着イメージ

ライカカメラジャパンは11月29日、Mマウントレンズ「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」を2018年初めに発売すると発表した。価格は未定。

ライカレンズの中で最も明るい開放F値を持つ「ノクティルックス」(Noctilux)の名を冠する最新のレンズ。75mmの焦点距離はポートレートに適するといい、絞り開放のF1.25で得られる被写界深度は既存の「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」(2008年)より浅いとしている。

レンズ構成は6群9枚。非球面レンズ2枚を用いて、色収差はほとんど検出できないレベルだとしている。撮影距離の全域にわたって安定した描写を得られるフローティングフォーカス機構も組み込んだ。

絞り羽根は11枚。最短撮影距離は0.85m。最大撮影倍率は1:8.8。フィルター径はE67。

最大径×全長は約74×91mm。重量は約1,055g。

レンズフードは内蔵式。三脚用アダプターが付属する。

本誌:鈴木誠